実験室で木材の生産!?

どうも、小倉丈一郎です!

世界中の企業や研究者が、培養肉の研究をして
研究室内で肉を育てることにアプローチ
していますが、植物でも同じような研究が
行われています。

MITが植物を実験室で植物の組織を培養する方法を開発、最終的には林業や農業の代わりに木材や野菜を生産

植物の組織を実験室で育てる新しい方法が
開発されています。これにより実験室内で
木材や繊維などの生産が可能になります。

最終的には植物由来の素材を特定の形状に
成長させることで、研究室が製造の一部を
担うことができると考えられています。

【環境問題の解決と分けて考える】

確かに実験室でほしい形状の素材が
生産できれば、効率的だし無駄がない。
たぶんこの技術の進化は止まらないし
今後数年で実現されると思います。

でも環境問題の解決には
あまり寄与しません。

なぜなら、この技術は自然環境から
資源を奪わないことはできても
与えることができないからです。

自然環境の問題として
生物の多様性が失われていることが
もっとも危惧されています。

今の農業、林業などの生産方法を
根本的に変えないといけない状態に
なってきていると思います。

「環境構築型」の農業や林業が
世界で行われつつあります。
この考え方や技術がもっと広まることで
環境負荷を減らせると思います。

培養肉や、植物の培養は素晴らしい技術ですが
人間が今まで自然環境から資源を
与えてもらって生活できていたことを
忘れることのないような取り組みや活動を
僕は続けていきます。

またあした!

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