見出し画像

年輪はいつできる?

どうも、小倉丈一郎です!

新潟で林業家として独立するために
奈良の森庄銘木産業で林業を学んでいます。

森庄オンラインショップ↓
林業家が選ぶオンラインセレクトショップ
MORITO


【木の年輪】

木を輪切りにすると色の薄い部分と
濃い部分があります。

木材業界では薄い方を夏目(早材)、
濃い方を冬目(晩材)と呼んでいます。

年輪が毎年ひとつずつ外側に
増えていくことは子供でも分かると
思います。

この年輪はいつできるのでしょうか?


【薄い方が夏で、濃い方が冬?】

それぞれの年輪は呼ばれ方からしても
薄い方が夏にできて、濃い方が冬にできると
思っている人も多いと思います。

冬になると葉をすべて落とす
落葉樹の場合を考えてみます。

葉がなければ成長に必要な栄養が作れず
夏目も冬目も形成されません。

一方、常緑樹(スギやヒノキ)は冬でも
葉をつけたままですが、落葉樹と同様に
冬眠しているような状態になるので
年輪は形成されません。

このことから色の薄い夏目は
春から夏にかけて形成されて
色の濃い冬目は夏から秋にかけて
形成された部分といえます。


山からは以上でーす!
またあした!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?