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オープンAI首位、290億ドル 生成技術の企業価値ランキング ユニコーン、すでに6社2023/02/26 日本経済新聞 朝刊 3ページ 728文字 PDF有 書誌情報 人工知能(AI)を活用した文章などの自動生成技術を持つ企業が急成長している。オランダの調査会社ディールルームによると、未上場で企業価値10億ドル以上のユニコーン企業がすでに6社誕生し、1億ドル以上の新興勢は30社以上に達する。
大手テック企業による投資競争も激しくなっている。(1面参照) ディールルームによると、生成AIの企業価値トップは米マイクロソフトが投資する米オープンAI。利用者が1億人を超えたといわれるChatGPT(チャットGPT)の成長期待は大きく、企業価値は290億ドルと1社だけで全体(約100社合計)の6割を占める。 米グーグルも動く。オープンAIの研究者が設立した米アンソロピックに約3億ドル投資した。同社はAIで懸念される安全性や透明性を高める研究が強みで、企業価値は29億ドルと2
個人向け社債発行、最高水準 今年度2.3兆円、金利上昇で購入意欲2023/02/23 日本経済新聞 朝刊 1ページ 496文字 PDF有 書誌情報 企業が個人投資家を対象に発行する社債が増えている。通信会社ソフトバンクが上場後初となる個人向け社債1200億円の発行を決め、日本での2022年度の発行額は2兆3052億円と過去最高の08年度(2兆3325億円)に迫る。金利上昇で個人の購入意欲が高まっている。
ソフトバンクは22日、個人向け債1200億円の発行条件を決めた。年限5年で利率は年0.98%、3月に発行する。22年度の国内での個人向け社債の発行額は前年度より4割近く多い2兆3052億円になる。アイ・エヌ情報センターによると08年度の2兆3325億円が過去最高で今年度は14年ぶりの高水準だ。
回復する旅行消費 国内、コロナ前の9割超に JTB社長 山北栄二郎氏(月曜経済観測)2023/02/20 日本経済新聞 朝刊 3ページ 1281文字 PDF有 書誌情報 新型コロナウイルス対策の緩和で観光関連の消費回復が見込まれる。コロナ前からの変化をJTBの山北栄二郎社長に聞いた。 ――ツーリズムの見通しは。
「消費額で見ると2023年度は19年度比で国内旅行は96%、インバウンド(訪日外国人)は91%の水準に回復する一方、海外旅行は52%と予想している。国内旅行に続き、水際対策の緩和でインバウンドも中国以外は復活している」 「全体的にまだ回復途上にある。潜在需要は旺盛だが、この3年に観光産業で大量離職が起きたため観光インフラが弱体化した。今後の焦点は企業需要が本格回復するかどうかだ」
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