見出し画像

Nikon Z8でプロ野球を撮ってみた

2023/05/26 は私にとっても記念日でした。
人生で一番大きな買い物をしました。Z8と出会った記念日。
ああ、背番号8番のあの選手にも頑張ってほしいな〜

午前中に届き、設定を終えて、野球場へ。

今まではD500を使っていましたが、D500の売値や、Z8の買い時(今後値上げもありうること)を考え、思い切って上位機種に挑戦することにしました。

写真はすべて、ISOオート、シャッタスピード1/640秒 f/5.6 で撮影しています。

期待通りのプリキャプチャ機能

Z8に1番期待している機能がプリキャプチャ機能でした。

「ホームランの瞬間を撮りたい」と思った時、その瞬間を逃したくなくて、バッドが動いたらシャッターを切っていました。おかげで、たくさん撮ることになってしまっていました。でも、プリキャプチャ機能があれば、その名前の通り、「プリキャプチャ」なので、シャッターを押した瞬間から0.3秒〜1秒前も記録してくれるんです。仕組みは、シャッターを半押し(あるいは親指AF)している間ずーっと記録しては捨てるという作業をカメラの中で行なっています。なので、ファインダーを除いてシャッターを半押しすると、撮影しているようなコマ送りの画面になります。

プリキャプチャ機能の使い方は、たとえば、バッターボックスでヒッティングの瞬間を撮りたいというとき,
⓪プリキャプチャ機能をオンにする。私は0.5秒前に設定しました。
①秒30コマの超高速連写モードにして、
②シャッターボタン半押し または 親指AFを押しっぱなし(このとき画面内に🟢のマークが点灯します)
③バットがボールに当たる音がしたらシャッターを押す。

これで、バッドがボールに当たる前から記録することができます。
「あ・・・いまの撮り損ねた・・・」ということがなくなります笑
そして、バッドがボール当たる瞬間だけを撮ることができるので(ファールのときもよくありますがw)、空振りの瞬間がなくなります。

画面の中にボールが入っている写真が好き

もはや、写真を撮るというより、なんかゲームをしている感覚です(笑)
木製バッドの快音がしたららボタンを押せ!
そんな気分になります。それが楽しいと思うのか、つまらないと思うのかは、人によって違うかもしれませんね〜
もちろん、私は、とても楽しく感じました🎵

まるで動画

また、秒30コマなので、一気に撮影枚数が増えます。
1秒押すだけで30枚も増えるんです。撮った写真を見返すと、まるでコマ送りの動画です。いちいち消していると、削除ボタンが禿げそうと思ったので、割り切ってPCで写真を選ぶことにしました。
また、あらかじめ採用したい写真に⭐️をつけておけば、PCに写真を取り込んだ時にそれが反映されていて、選びやすくなります。

もう、写真をとっているというより、数秒ずつ動画を撮っている感覚です。

でも、たくさん撮っても大丈夫👌
メカシャッターレスなので、無制限に撮影できます(大胆な表現)
シャッター回数を気にすることなく、バチバチ撮影できます!

守備のときは秒10コマ、攻撃のときは秒30コマ
ただし、クロスプレーが想定されるときは守備でも秒30コマ
といった感じでこまめに連写枚数を変えています。

単焦点レンズでも2つのサイズで撮れるということ

フルサイズミラーレスカメラの強みは、画角が2種類使えるということです。
もちろん、画素数は変わりますが・・・
Z8は高画素機なので、クロップに強いです。
私は300mmの単焦点レンズを使っているので、FX(フルサイズ)だと300mm
DXモードだと450mmの画角で撮影することができます。
これがとても便利でした。今までは近すぎて諦めていたプレーも撮ってみようかなという気持ちになれました。
ベルーナドームでいえば、3塁側フィールドビューシートに座っていると、3塁が近すぎて、プレーを撮るのを諦めていました。これからは、FnボタンですぐにFXに切り替えることで、近くのプレーもいい画角で撮ることができそうです。

今までは1人しかとれなかったけど・・・(DXモード)
FXモードが使えることで、2人一緒に撮ることが可能に!

EVFファインダー

レフ機からミラーレス機に乗り換えたので、ファインダーの感覚は心配でしたが、もともとサブ機としてZ5を使っていたので、電子ファインダーには慣れていました。デメリットは、カメラを少し放置してファインダーをのぞいた時に真っ暗であることです。なにかボタンを押さないとファインダーが点灯してくれません。
しかし、メリットもあります。それが,FXとDXの画角をありのまま見ることができるという点です。レフ機ではできなかったことです。これがとても助かるので、ミラーレスにして良かったと思いました。

Fマウントレンズ+FTZⅡ でもこの質

野球観戦以外でも使いたい

Zのレンズは3種類持っています。
24-50mm 40mm 24-200mm です。
Z8は少し大きいですが、Z9やD500と比べるとやはりコンパクトです。
なので、スナップとしても楽しめます。
野球観戦以外でもどこかに出かける時、40mm f/2のレンズをつけて持ち歩きたい気持ちです。せっかくなので、動画も撮ってみたいなと思います。
可能性あふれる上位機種だからこそ、これから楽しい写真ライフを送ることができそうです。

カメラマン席のすぐ後ろだったので、報道写真のような画角に・・・笑

結論。D500とくらべて撮影している感じはすごく変わりました。でも、Z8めっちゃいいですよ(笑)
私の場合「バッターボックスのあの瞬間が撮りたい」というのが大きな目的だったので、買って本当に良かったと思っています。
「そうそう!わたしもそういう写真を狙っているんです!」という方は、プリキャプチャ機能付きカメラおすすめですよ〜!!

広島編はこちら↓