続　パチ屋での日々　

昔はどうか知らないが、パチ屋で働くにあたり準備すべき書類の多さにビックリした。

定住先がないとダメ（戸籍の証明書を役所でもらってくる）、お給料は金融機関振込、車で通勤するなら免許の累計点数を発行してもらい提出、車検証と任意保険証、などなど。

アルバイトなのに、行くあてもなく駆け落ちしたカップルが働ける場所でも、取り敢えず元手としてお金を稼いでアパートなりに住めるようにする人向けでもなく、真っ白なホワイト企業そのものだ。

駆け込み寺的な、訳ありでも働けて雇用保険も雇用年金も福利厚生が充実していて、次の一歩を踏み出したい人をも受け入れてくれる職場のイメージは全く無い。
まあ、従業員の出身地は全国各地で地元の人の方が少ないかもしれない。

元々パチンコ打ちが働いているのが殆どで、異種業界で働いていた上プライベートでもパチンコやりません、なんて人はほとんどいない（私も含めて）。

今のパチ屋はすごく綺麗だ。
店内の食堂も美味しい。（私は食べてないのでわからないけど）
店員さんも身だしなみに気を使っていて、接客態度も抜群に良い。
大手のパチ屋が出来れば、古くからある街のパチ屋はひとたまりもないだろう。

私はもう辞める。
原因はお局様のイジリだけど、上席に言ってもお局様の暴走も無駄遣いも何も変わらないのは、一般の企業と全く同じで笑ってしまった。

パチ屋に対する世間の風当たりは強い。

私はむしろ応援していた側だけど、たった一人のお局様の存在で、パチ屋業界が嫌になった。

呪ったりはしないけど、残念な気持ちは消えないだろう。