錦上添花

タイトルの言葉ですが
わたしが勝手に作った言葉ではありません。
錦上添花は「きんじょうてんか」と読みます。

中国北宋時代の政治家・王安石の詠んだ詩「即事」のなかに
「添錦上花」と出てきたのが語源だとされています。
王安石が酒の席に呼ばれ、歌のおもてなしをされました。
その際に、美しい織物(錦)の上に、
さらに美しい花を添えるようなものだ、
と例えた言葉だったのですね。

その後、中国では、
めでたいことが重なる縁起のいい言葉として
この言葉が用いられるようになったそうです。

弊社アネラは、花や草木を使って
空間や商品、あるいは人物を彩ることを得意としております。
それらはすべて、まさに今回のタイトル通り
「美しい(素晴らしい)モノに、さらに花で彩りを加える」
ということに他なりません。

弊社は基本的に、何かのプロダクトを作る会社ではありません。
自ら素晴らしいモノを生み出すことよりも
誰かが生み出したモノの本質的な価値を見極め
それらが光り輝き、際立つように、装花などを施していくこと。
それが弊社が長年やってきたことです。

そんな会社ですから、価値がないようなモノを
価値があるように見せる、ということは苦手です。
そういうのが得意な会社もあると思いますが
「錦上添花」という言葉の元
弊社はポリシーを持って、これからも仕事をさせていただき
世の中に貢献していきます。

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