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【この後どうなる?】サッカー戦術クイズ 〜実際に起こったプレイからサッカーを学ぶ〜

今回の記事は、【この後どうなる?】サッカー戦術クイズということで、実際に起きたプレイを参考に戦術を学んでいこうという内容でシリーズ化していきたいと思います。

クイズの難易度は小学生低学年から大人も楽しめるように、工夫していきます。 

参考にするものは、「子供のサッカーIQが高まる」という本を使って解説していきます。

早速問題に入っていきたいと思います。

この後どうなる? サッカー戦術クイズ

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問題 初級編

2017年 UEFAスーパーカップ レアルマドリード×マンチェスターユナイテッドのイスコ選手のプレイです。 

画像左側ボールを持っているのがイスコ選手、右にベイル選手がサポートに来ています。

この状況で、次にどんなプレイが起きたでしょうか? 

答えは、こちらの動画(1:10〜)

答え合わせ

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ワンツーで突破してシュートまでいく、が正解でした。

簡単そうにプレイしていますが、このトップレベルの選手たちでも基本に忠実にプレイしていますね。

ポイント

ワンツーの基本は、ワン(1本目のパス)は人に出すこと、ツー(2本目のパス)はスペースに出すことです。

加えてワンのパスはスピードを上げて、ツーのパスは置くようにゆるいパスで出します。

イスコ選手が更にハイレベルなのは、

ゴール逆方向にドリブルをして相手を食いつかせた(矢印を向けさせた)
パスを出した足で最終的に貰いたいスペースへの一歩にしていた
上記、2点により相手DFの対応が一瞬遅れ、ゴール前でスペースを突くことを可能にしました。

矢印については、こちらの記事

トレーニングメニュー

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ワンは人、ツーはスペース
相手DFの矢印をみる
を意識して、ワンツーの練習をします。

単純な練習ですが、上記2つを意識するだけでリアリティーが出てきます。 

低学年であれば、守備者役はコーチがやり、矢印を明確に出してあげる方が良いでしょう。

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慣れてきたら、守備者役を選手にして、2対1や2対2の中で上手くワンツーを使ってシュートまでいく練習に発展しても良いと思います。 

競争形式にして、ワンツーで突破できたら3点など。

相手DFもワンツーをやられないように警戒するので、その逆を突いてワンツーと見せかけてツーの選手がシュートまでいく、など色々な駆け引きが生まれると思います。

ワンツーや1stタッチの練習例などはこちらも

以上、「子供のサッカーIQが高まる」を使った、個人戦術の解説&練習紹介でした。

トップ選手の実際のプレイを動画で見ることで、子供達自信が具体的なイメージを持ってプレイできると思います。

小学生年代は口で説明するよりも、実際のプレイや動きを見る方が何倍も吸収するのでイメージできたら、あとは反復しましょう。

注意点は、今回はワンツーがメインテーマでしたがそれだけにならないように、ワンツーを見せかける駆け引きも取り入れた練習を後半の方に持ってきた方が良いと思います。 

守備側にアプローチするなど、コーチからの声がけも重要になってきます。 

あなたが指揮をするチームの試合で、イスコ選手とベイル選手のような綺麗なワンツーが決まったら会場も盛り上がりますね!

あなたのトレーニングの参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。


もっとたくさん解いてみたいよ、という方はこちら


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