過去の栄光?

一年間全く走らなかった「ツケ」は大きかった。一年前の走力が、なかなか戻らない。年齢のせいもあるかもしれない。

以前投稿した時に、10km走った平均速度が1km6分を切ったと喜んだが、やはり、それは自分が頑張った…と言うか、無理をしてたところがある。

だからその後、練習に及び腰になった。「過去の栄光」と言うと大袈裟だけど、ハーフを1時間20分台で走れた何十年か前、100kmのウルトラマラソンを走れた体力、そんなものがどこか頭の端にあって、あの時の楽しさを取り戻したいと思ってるみたい。

もうそれから何十年も経っている訳だから、無理なのは承知。しかし、走ること自体が、今はどこか苦しさが先に立つ。でもたぶん、それは「過去の栄光?😅」を引きずっているからだと感じる。

13か月ぶりに走った時に書いた、「スピードは関係なくて、ただ走り続けている」ように見える同好のジョガーを「かっこいい」と思えた、そこに自分を置く必要を、今、感じている。

ここ数回の練習では、やはり脚は思うように動いてくれず、呼吸もなかなか安定しないし、平均速度も6分を切れていない。楽しさより、耐えている自分と向き合う時間がほとんど。

それでも、フルマラソンやウルトラマラソンを走り通せた「達成感」とまでは行かなくても、その日を少しは内容のあるものにできた「充実感」はある。今は、そこに走り続ける理由を見つけようと思う。

いつか、一年前の走力が戻って、あるいはそれ以上になって、走ること自体が楽しくなるように。

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