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500㌔歩き旅 総集編5

無謀だった1日40㌔歩行

私がこの歩き旅を想いついたのは「歩く江戸の旅人たち」(谷釜尋徳著)を読んだからです。

江戸時代の旅人は毎日、40㌔くらい歩いて旅をしていたことを知り、自分もチャレンジしてみたいと考えるようになりました。

 当時は歩くだけなのでカンタンにゴールできると甘く考えていました。と言うのも
私は7年前に100㌔ウォーキングに参加した経験があり、フルマラソンも過去に4回出走しましたので、長距離歩行には少し自信がありました。その過信からこの歩き旅を少し甘く考えていたように思います。

 初日に宿を取ったのは、京都市伏見区のビジネスホテルで大阪駅から45㌔以上あり、初日から、かなりタフなコース設定となりました。
夕方の4時を過ぎてもまだ大阪府から脱出できておらずゴールまで15㌔もありました。
まだ、3時間も歩くのか〜 絶望的でした。

 結局、宿に着いたのは夜の7時30分を回っていました。11時間以上歩きましたが、40㌔を超えたくらいから、足の裏が痛くなり、一歩踏み出すごとに焼けた炭の上を歩いているような足の裏が焼けつくような痛みでした。

 正直なところ、こんな足の痛みがあるとは
こんな感じで東京まで行けるわけがない、頭の中に行けても名古屋くらいかな?漠然とリタイアの文字が頭に浮かびました〜
あっ帰りたい〜

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