高齢シマリスの闘病記①〜悪性腫瘍の撲滅の軌跡
2016年からシマリスを飼っています。病気・怪我知らずで、もうすぐ7歳というところでした。(いま、無事に7歳です)
しかし6歳の2023年2月に、あと数ヶ月で7歳とうときに、私は彼女のお腹に赤いものを見つけます。結果的に、これは悪性腫瘍だと判定されました。(2023年3月)
ただし、この話には希望があります。1か月後には腫瘍がなくなります。
最悪の形を投薬・手術なしで回避できました。(高齢で少し弱ってしまい、別の問題はありますが)
全てのリスちゃんがそれをできるかわかりません。しかし、一つの希望として、これから複数回に分けて記事をシェアします。
この記事では、
①獣医さんに言われたこと
②腫瘍部分の経過を写真
を共有します。
②については、痛々しい写真もありますので閲覧はご注意ください。
ベテラン獣医さんに言われたこと
病院で患部の写真を見せると先生は「あぁ、なんだこれは…」と絶句気味に言いました。
先生は写真を見て悪性腫瘍と言ったのちに次のように説明しました。
・腫瘍は膨らんでいくと、そのうち破裂する
・破裂すると出血が止まらなくなり、亡くなる。(傷口を塞いでも内部からの破裂は出血が止まらない)
・破裂した患部は見るのが非常に痛ましいけど、しっかり手に取って感謝して最後まで見届けてあげて
私は泣いてしまいました。
でも獣医さんの話は、深かった。
小さなシマリスには手術も投薬もすすめない。また、安楽死もすすめないと言われました。
先生は「安楽死は文字通り、楽ではない」と言いました。
私はシマリスに安楽死など考えたことも聞いたこともなかったので驚きました。
ただ、それが選択肢にあるほど(選択肢ないにしろ)苦しい現実がこの子に来るのかと思うと、辛かったです。
腫瘍患部の経過(腫れ期)
以下、腫瘍の写真が出てきます。
徐々に見るのが辛い写真が出てきますので、ご注意願います。
さくらんぼの種くらいのものが
2つ股下のにありました。
悪性腫腫瘍だなんて、
全く思っていませんでした。。
これらの写真から悪性腫瘍と判断されて、獣医さんからは「糖質はなるべく控えて。ガンの餌になるから」と言われました。
ここから健康ヲタクの夫を筆頭に、徹底的な糖質制限が始まります。(食事については別の記事で!)
とても辛い気持ちでしたが、
本人は全く痛くも痒くもなさそうで
気にしていない様子でした。
元気に遊んで、モリモリ食べて
モリモリ💩していました。
そしてら4月下旬になると
様子が変わります。
腫瘍患部の経過(収縮期)
お尻を見ると赤くて痛々しい…
でもよく見ると、穴が2つ空いていることに気づきました。なんだこれ?
本人が患部を少し気にし始めました。ペロペロ舐めています。でも大量出血などはしてない様子。何がどうなってるんだか、この時はサッパリでした。
腫瘍患部の経過(脱落期)
止まり木を高いところに二つセットしていたので、そこに乗っている時に下からiphoneのインカメで撮影。
パックリと2つ、
穴が空いています。
猫の皮膚病の記事から、皮膚が脱落して穴が空き、膿が出ていけば最後は自然治癒で治る可能性があるという文字を見つけて、少し希望が持てました。
若干、私が映ってますw
穴が結構深くえぐれています。
一瞬、穴が3つになったかと。
お医者さんのコメント
そして5月14日にリリィが足を少し出血していたので、写真を持って病院へ行きました。
結論、これはただの軽いすり傷で、
腫瘍とは関係ないと言われました。
腫瘍については、ネットで調べていた見解通り「綺麗に悪いものが落ちていった」と言われ、感心されました。
自分の体の異変に耐えれず齧って悪化させたりする子もいるがこの子は性格がいいと言ってもらえて私はそれが、すごく誇らしかったです。
※前回の診察で病院の先生が、投薬や手術を勧めないのは、関連して自分で自分の傷をいじくり回して悪化させる危険があるからでした。
確かに4月下旬ごろは
痒そうではあったのです。
少しぐしゅぐじゅ、
膿んでいたのだと思います。
悪性腫瘍に完治ということはないけど、ひとまず経過良好ということで安心しました。
だけど闘いは終わらない
ただ残念ながら、高齢だからか、
傷口に体力が取られるのか、
季節の変わり目だからなのか、
体力が並行して衰えていきました。
この数日後の7歳の誕生日、私はこの子と、もうお別れかと思う瞬間がありました。覚悟を決めたものの、なんとか永遠に目を閉じるのではなく、スヤスヤ眠ってくれました。本当につい1週間前のことです。
今ようやく、少しずつ体力や食欲がV字回復してきたところです。こちらについても別途、記事を書いていきたいと思います。
次回以降、この話のほか、食事やバリアフリーなケージのレイアウトについて書いていきたいと思います。
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