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「職業の道楽化」を叶えるマンダラチャート活用

昨日、私は東京理科大学大学院経営学研究所MOT主催のシンポジウムでオンライン講座を開催しました。

講座のテーマは、

『大谷翔平選手流マンダラチャートを活用した 「なりたい自分になる」になるための キャリアデザインと行動管理技術入門 』

昨年メジャーリーグでMVPを獲得した「二刀流」で大活躍の大谷翔平選手は、花巻東高校時代に、

「ドラフトで菊池雄星を越える8球団から1位指名を受ける選手になる」

という大きな目標を掲げ、具体的な行動イメージと行動管理方法として、佐々木監督から指導され作成した目標達成シートこそが下記のマンダラチャートです。

大谷翔平マンダラ-2

このシートを見ただけで、高校時代にこれを作成した大谷選手はただモノじゃない感がハンパありませんね笑 しかもよく見ると、3年間で16枚書いた中の、最初の1枚とあるじゃないですか!!!すごい。しかし、この広い視野と高い視座からなる64の具体的タスクは佐々木監督のコーチングの賜物でもあります。

よい師とは、自身の経験と知識から後に続くものにイメージ可能な具体的ステップを踏ませることで、成功をイメージさせる天才とも言えます。のちに大谷選手も語っていますが、「佐々木監督との出会いなくして今の自分はいない」まさに、名選手の裏に偉大な師の実例です。

私が注目するマンダラチャートとモチベーション維持の関係

楽しさとやる気を持続させるためのホルモンと言えば「ドーパミン」。このドーパミンが放出される重要な条件の一つとは、これをやることで「どんないいことがあるのか」を想像できること。脳は目標達成より以前、目標を掲げた瞬間に未来の報酬がイメージできれば、ドーパミンが放出されると言います。

では、人が行動する時において、脳がもっともウキウキ・ワクワクする報酬とは何か?

それは、今やろうとする行動が自分の中から出てきた真の「理想の姿」の達成に直結すると明確にイメージできること

このマンダラチャートのすごいところは、例えば「ゴミ拾い」をしている時でさえ、大谷翔平の脳内では、目の前のゴミを拾うことで→運に恵まれ→8球団からドラフト1位指名を受ける選手になれる、という回路ができていることにあります。

さらに、理想の自分への回路が、マンダラチャートの作成においてなんと64個も明確になる。ということは、日常生活であらゆる行動をする度に、脳は頻繁にドーパミンを増加させ、その結果、モチベーションが常に維持され、目標達成の確信を強くしていく。こうして、自分の人生に夢中になっている間に、大きくて難しいと思われる目標を確実に達成する土台が日々作られていったのです。

皆さんも経験があるようにモチベーションが続かない理由は、行動と目標の間の関連性を信じきれないことにあります。だからこそ、大きなタスクを小さいマイルストーンや実現可能なタスクに分けるのは、モチベーションを下げない最適な方法です。それを最も効果的に視覚的に漏れダブりなく叶えてくれるのが、マンダラチャートの活用です。

社会人の最終目標は、職業の道楽化

この講義の最後に、私の尊敬する本多静六の言葉を紹介しました。

(本田静六氏は、日本の林学者、造園家、株式投資家。日本の「公園の父」といわれ日比谷公園の設計に携わったので有名です。)

私の体験によれば、人生の最大幸福は職業の道楽化にある。富も、名誉も、美衣美食も、職業道楽の愉快さには比すべくもない。
  私の財産告白 「5 平凡人の成功法 – 勉強の先回り」

この言葉を私なりに解釈すれば、人生の最大幸福は、自分のなりたい姿に近づいていると確信できる行動を日々の仕事の中で継続的に積み重ねること。

その肝となるのは、あなたの成功が、自己満足で完結するのではなく他者や社会の幸福へと繋がること。

仕事を広い視野と高い視座から見直すと、仕事はもっと楽しくなる。これは私の経験からくる実感であり、職業の道楽化は今すぐ実現可能だと確信しています。

皆さんにも、「職業の道楽化」の愉快さを一刻も早く実感できる道へ進んで欲しい。私の多様な個人的経験をマンダラチャートのようなフレームワークを基に、一般化普遍化して、現代にも通じる「キャリア形成上の知恵」として若い人達にお伝えしたい、と思っています。

そのためにまずは、私があなたにとっての佐々木監督になれるよう、LINE@で無料チャットコーチングをやっています。

是非、登録して気軽に声をかけてください。次世代を担う皆さんとの素敵な出会いを待っています。

公式LINE@「Joeの部屋」
https://lin.ee/LbyHAJb

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