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2024年6月16日号 #64

今週のキュレーション

こんにちは、モロトメジョーです。
日々、ちまたにあふれるたくさんの情報のなかから、「これは読んでおくといい!」という情報を、毎週1回厳選(キュレーション)してお届けします。

今週は、ぜんぶで16本です。
毎日、2〜3本ずつ(平日だけなら3〜4本)のペースでお読みいただけると、次号が配信されるまでにインプットを完了させることができます。

各情報のくわしい内容は、リンク先をお読みいただくとして。その際に注目すべきことや気をつけるべき点など、「モロトメ独自の視点」も付記していますので、ぜひご参考にどうぞ!

【注】
紹介している記事のURLについて、時間がたっていると「リンク切れ」を起こしているかもしれません。そのときは、記事タイトルをコピーして、ネットで検索してみてください。閲覧できる可能性があります。


▼ 【詳細】米FRB 政策金利「据え置き」利下げ 年内1回の想定に

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240613/k10014479181000.html

アメリカのFOMC(連邦公開市場委員会)と、日銀の金融政策決定会合とが重なる、注目の1週間でした。まずは、FOMCのほうから。記事タイトルにもあるとおり、金利は据え置きというのは想定内ですね。

ちょっと驚きだったのは、年内の利下げ見通しが「1回」にまで減少したこと。前回のFOMCでは「3回」だったところです。なので、おもったよりも「タカ派(利下げに慎重)」だったよねー、ということになります。

直前のCPI(消費者物価指数)などを見ると(後述)、もっと利下げペースを早めてもよさそうなのに…ともおもえるところですが。あまり急いだ挙げ句、このあとインフレが再燃したりするのは困るのでしょう。

利下げすると言っていたのにしないとなると、FRB(連邦準備制度理事会)は信用を失うことになるため、その後の金融政策に影響が出てしまいます。ゆえに、パウエルさんも慎重な見方を呈しているといったところでしょう。

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