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トレンチコートは危険です


以前、ボーダーTは集まりがちなので危険、というお話をさせていただきました。


まだまだ危険アイテムがありますのでお伝えしようと思います。タイトルにもあるように、「トレンチコート」です。

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春になるとどこからともなくワサワサと湧いてくるトレンチコートの方達。通勤電車の中も、ふと見渡すとベージュのトレンチコートのお姉様ばかり。友達のインスタにも、女子会を4人でやったら4人ともベージュのトレンチだった、とありました。

そうなんです。トレンチコートってとっても危険なんです。
そもそも人と被るのがこの世で1番怖い私は恐ろしくて持っていません。
それ以前にトレンチってバランスを取るのがすごく難しいんです。
長さが身長にあってるか、肌の色に合っているか、ボタンやベルトやデザインが多くて目立ってないか・・・などなど心配ごとは尽きません。

日本の女子たちがトレンチコートに手を出してしまう原因は2つあります。

1つ目。春の装い=トレンチコート、というメッセージが雑誌やSNSの媒体で多すぎる。

春物の雑誌の表紙を見ると、トレンチ率が上がってきます。素敵なモデルさんが着崩したバージョンでトレンチを着ていると、あートレンチの季節来た❤️と思ってしまうんですね。

また朝のテレビのお天気コーナーでいつからか最近はファッションのアドバイスをするようになりました。「今日は肌寒いのでトレンチコートなどを着てお出かけくださいね」このアドバイスを出勤前に聞いたお姉様達がわさわさとトレンチコートを着て電車に乗ってくる、ということなんですね。・・・余計なアドバイスするから・・・。

2つ目。日本人特有の集団主義。

先ほどのお天気コーナーのお姉さんの言うように、お姉さんが言ってたから安心(ファッション的な安心ではなく、気温に対応できる安心感)、オフィスの素敵なあの人がトレンチを着ていたから私も明日はトレンチにしようかな、雑誌の表紙でモデルさんが来てから私も着よう、とか。安心なんですね。ファッションのことを何も考えずに着れてラッキーと思っているのか、ファッションのことを考えてその選択をしたのかは謎ですが。

ではトレンチコートの集団にならないためにはどうしたらいいのか。

まず一番簡単なのはトレンチコートを着ない、という選択。それ以外のアイテムで春先を乗り切るように自分にチャレンジします。要するに「自分で考える」ということです。ほんとにそのトレンチコートが好きなアイテムなのか、トレンチコートを着ている自分が好きか、考えてみてください。じゃあトレンチコート以外にこの季節どんなアウターがあるんだろう、などネットやSNSを駆使して調べてみるのも楽しいです。(その時はぜひ海外サイトを。日本の記事は先ほど言ったように同じアイテムを着たものばかりなので参考になりません。)春先はアウターやスカーフなど温度調節にピッタリのカラフルなアイテムがたくさんありますよ!

もう一つ。とにかく着崩す。

どうしてもトレンチコートが着たい場合はどうやって着るか。トレンチコート自体がかっちり系なので、その他のアイテムもかっちり系にしてしまうと探偵みたくなってしまいます。なので写真にあるようにデニムやスニーカー、パーカーなどを合わせて、ソフトに着ると印象がだいぶ変わります。またトレンチの色自体をベージュから外れてみるものいいと思います。

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いつものようにあくまでも私個人の見解ですので参考程度に楽しんでいただけると嬉しいです。とはいえ、今自宅に眠っているトレンチコートを手放したくなった人は今すぐメルカリに出しましょう笑。トレンチ女子達が出品を待ち構えてると思います。


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