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脳内

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太陽

日に当たるのはいい事だと良く言う。当たり前に耳にするフレーズは世の中に溢れていて、実感が湧きにくい。

都会での生活は、ありとあらゆるものが高層ビルによって遮られている。夕日が建物に飲まれてしまって、最後までその姿が沈んでいく様を見届ける事ができない事がほとんどだ。

特に冬のような日が短い時期は、水平線へと夕日が沈んでいくまで太陽の光を浴びていたいものである。

都会で唯一それができるのは埋立地

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何かを待ち続ける日々

自分には心の底下からホームと呼べる場所がない。

遠い昔に失ったからだ。

そんな中、自分にとって安息の場所とはどういうものなのかを、日々頭のどこかで考えている。妄想もしている。

Youtubeで南国生活している人たちのvlogを観たり、snsに流れてくる素敵な景色を見ながら自分がそこで暮らす事ができたらどういう気持ちになるだろうかと想像してみたり。

いつかこの呪いから解き放たれて、清々しい余

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結局

結局コロナ以降、世界が戻る事はなかったんだよな。個人的な感想だが俺はそう感じている。

変な次元に突入したというか、世界線が変わってしまったというか。

良くない意味で世界が一つになってしまった感覚なんだよ。

だからどこにも行きたくないし、凄くどこかに行きたい。

嫌な事を思い出しくないし苦しい現実を直視したくないから毎日特別な場所に行って特別な人に出会って特別な事をして気持ちを紛らわせていたい

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調子が良い今のうちに書くぜ。

たったさっき3時間近い生配信を終えたばかり。
次から次へと話したいことが浮かんできたし、何よりもこんなに元気な状態で配信ができたのは本当に久しぶりだ。嬉しいとしか言いようがない。

この元気な状態がいつまで続かわからないので、書けるうちに書いておきたい。

僕を応援してくれている皆に言いたい。

いつもありがとう。

ここのところずっとメンタルの調子が悪くて、作業に取り掛かろうとしても体が動いてく

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人は繋がりを求めている

アメリカは基本的に車社会だ。移動は車で、場所にもよるが、歩いている人を見かける方が難しい。

危険な国なので、歩行者の特に少ないエリアを歩いていると、車から叫んでくるやつがいたり、運が悪いと物を投げられる事もある。

あと、一見歩行者が多いから安全かと思いきや、そのエリア自体が危険な場合もある。

それらのエリアで夜に外を歩くなんてもっての他だ。最悪命を落とす可能だってある。

僕は初めて日本を訪

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夏の香りがする。

久しぶりに夏の香りがする。暦の上ではまだ春かもしれないが、体感的にはもう夏である。現代における春なんぞ、もはや2週間くらいしかないように思える。

いつぶりだろうか、夏の香りをしっかりと認識できたのは。

いや、去年も一昨年も夏の香りはしていた。

しかしその香りが脳内にしっかりと刻まれていなかったように感じる。

それとも、忘れてしまったのだろうか。

あまりにも色々ありすぎて、嫌な記憶を消そう

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