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4月から小学校教員になる人へのアドバイ

はじめに

4月から小学校教員になる方々へ、今回の記事ではアドバイスをご紹介いたします。小学校教員としての仕事は大変なことも多いですが、やりがいもたくさんあります。ぜひ、この記事を参考にして、自信をもってスタートしていただければと思います。

準備は8割を目指す

小学校教員としての仕事は、子どもたちと向き合うことが多いため、準備が大切です。授業やイベントなどで使う教材は、予めしっかりと用意しておくことが必要です。授業内容を理解し、それを子どもたちにわかりやすく伝えることも重要です。時間をかけて準備をすることで、授業がスムーズに進み、子どもたちも理解しやすくなるでしょう。
しかしながらいきなり全ての準備を100%ですることはできません。
皆さんは「パレートの法則」というものを聞いたことがありますか?

パレートの法則

つまり「8割の準備でも十分OK」ということです。4月からたくさんの情報にふれ頭がいっぱいになると思いますが、全てを100%でこなすより「ここら辺でいいかなー」くらいの気持ちで十分ですよ!

子どもたちとコミュニケーションを大切にすること

小学校教員としての仕事は、子どもたちとのコミュニケーションが欠かせません。勉強だけでなく、生活面でも悩みや相談事があるかもしれません。子どもたちの話を聞き、理解することで、信頼関係が築かれ、子どもたちが自分を開放しやすくなるでしょう。また、子どもたちとのコミュニケーションを大切にすることで、授業もより楽しく、充実したものになるでしょう。
とは言ってもおそらく最初の頃は
「子供の話すスピード遅い・・・」「忙しい時に限って話しかけてくるー」など
いっぱいいっぱいのことが多いと思います。
そこで私のおすすめがこちら!
『昼休みの心の底から一緒に遊ぶ』
これには2つの科学的エビデンスがあります。

吊り橋効果

男女が吊り橋に乗ると、その揺れから心臓がドキドキし心拍数が上がります。そのドキドキを人間の脳は「恋してる!」と錯覚するんだそうです。
この効果を子供達にも使うのです。つまり。
昼休みに先生にすごい追いかけられる→心臓がドキドキする→楽しい→先生は自分を好きでよく見ていてくれる、という気持ちにさせるわけですね!

ミラーニューロン効果

人間は目の前で起こっていることや見ているものを、無意識のうちに自分の体でも再現するような仕組みができています。これを利用すると
昼休みに先生にドッジボールでボールを当てる→先生が楽しそうに悔しがる→みんな笑顔になる→自分も笑顔になる、という気持ちにさせるわけですね!

自己成長を意識すること

小学校教員としての仕事は、自己成長を意識することが大切です。授業の改善や、子どもたちへのアプローチ方法の見直し、新しい教材の導入など、日々の積み重ねが大切です。また、同僚教員との情報交換や、研修会に参加することで、スキルアップにもつながります。自分自身の成長にも繋がるため、積極的な姿勢を持ちましょう。
ところがどっこい、初めて先生になる方は、「何が成長かすらわかりません!」という感じですよね。
そこでおすすめは
『先人の知恵をフル活用』です!
今はインターネットでいくらでも授業案は出てきます。
ロイロノートなどでは教材研究をインポートすることもできますよ!

私の今の教材研究の流れは以下のとおりです。
1 指導書と教科書をさっと読み大きな流れを掴む
2 ロイロノートや授業案を検索し、先人の実践を学ぶ
3 クラスの子達の実態に合わせていいとこ取りの授業をする
こんな感じです。
皆さんは「守破離」という言葉を聞いたことがありますか?
こんなイメージです

守破離とは

いきなりオリジナルで勝負するより、まずは型を身につけるところからやってみましょう!

楽しむことも大切

小学校教員としての仕事は、子どもたちと向き合うことが多いため、大変なことも多いですが、楽しむことも大切です。子どもたちと一緒に学び、笑い合い、成長を共にすることができるのは、小学校教員ならではの醍醐味です。授業中や、授業外で、子どもたちと触れ合うことで、より深い関係を築くことができます。
そこで大事になってくることが
『ユーモア』です
すぐに実践できる「ユーモア指導」の例をお伝えします!

じゃんけん仲直り

特に低学年で有効です。喧嘩や謝罪し合うことは日常茶飯事です。以下の流れです
先生「次はどうすればいいかわかったね?」
子供達「はい(暗い顔)」
先生「じゃあわかった人は先生にじゃんけんで勝ってください」
子供達「えええ?」
「じゃんけんぽい」
勝った子には「よくわかったね^ ^」
負けやあいこの子達には「あれーーー、ほんとにわかったのかなー」と言います笑
要は「ネガティブで終わらない」ということです

今何出した?

普通に話していると子供は話を聞きません。そこで話しているときに顔の前で指を何本が出します。そして
「今出した指何本だった?」
話聞いていた子たち「3本です!」
話聞いていない子たち「・・・」
先生「よく見てたねー!ありがとう!」と言った具合です。
最近の私は指では飽き足らず表情でも同じことをやっています笑
例)先生「今の顔はー?」子供「泣いてたー笑」
例)先生「今の動物は?」子供「ゴリラー笑」

これ以外にもたくさんのユーモア指導がありますので、別記事で紹介しますね!

最後に

いかがでしたか?今回は、4月から小学校教員になる人へのアドバイスをご紹介しました。準備をしっかりとし、子どもたちとのコミュニケーションを大切にし、自己成長を意識することが大切です。また、楽しむことも大切であり、前向きに取り組むことが必要です。小学校教員として、充実した日々を送っていただけるよう、応援しています。

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