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2017年9月3日 20:00
「キャベツ」キャベツの国のセールスマンが、キャベツの年間契約を勧めてきた。「お客様にはぴったりのプランだと思うんです」と強気の姿勢を崩さない。「どういう意味ですか?」と僕が尋ねると、彼はニヤリと笑って答えた。「だって、お客様にはまるで芯がないでしょう?」 #140字小説