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創造・完成・生活の三つ巴

誰か助けてくれ,癒やしがほしい.みずから手放さないと/創作をすること以外することが無くならないと,完成まで追いつかない.

頭で作ったもの,思い描いたもの,ギターを弾いて作った曲の構成.全部頭の中にしかない.きつすぎる.しんどい.自動でパソコンの中に入っていってほしい.それで曲になってほしい.頭ではできているんだけれど,アウトプットもメロディと詩ならできているけれど,それだと完成じゃないんだ.完成させなければいけない.それがしんどすぎる.ほんとしんどい.やめてしまいたい.

でも僕は音楽家を名乗っているので,曲を出さないと行けない.別に誰に強制されたわけじゃなく,もうこの人生そうすると決めたってだけだけど,そういうことなので,曲を出さないといけない.癒やしはきっとそこら中に本当はあるんだろうけど,手放してしまった.堕落してしまう.怖い,誘惑に負ける.甘い言葉をかけてもらいたい.傷の舐め合いがしたい.(今も堕落していないわけではないけど自分を追い込まないとできない人間なんじゃ,僕は.逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ(?))

音楽だけ作っていればいいのであれば,もう少し楽になるのかななんて思うけれど,僕は今ちゃんと仕事をして生活もして,その延長で曲を書いている.正直偉すぎると思う.偉いなー僕は,ほんとえらいよ.辛くても誰に当たるわけでもなくきちんとこなしている.偉い,ほんとにえらい.偉すぎる.

もう音楽の価値なんてわからない.サブスクによって,聴き流されていく音楽たち.その流されるであろう音楽の一つを,今しんどさがカンストしている状況で作ったしんどさの塊みたいなものにして出すのとかほんと虚無だよねって思う.それでも作るほかない,この人生以外知らん,知らん.小さなころから曲を作ったなと思い出した.一番最初に作った曲は,黒鍵ばっかりつかって弾いた「きりん」って曲で,なぜきりんって名前にしたかというと,左から右までめっちゃ沢山鍵盤を使ったから笑.謎すぎるし,楽譜とか書けないから,ある程度決めてあとはぶっつけ本番だったのを覚えているなー,先生すみませんでした.(僕はかなり幼少の頃の記憶も残っている.)

曲の構成ができたタイミングで「おーい,聞いてみてよ」って聞いてもらって,「最高すぎる天才だ」ってその段階で言ってもらいたい.そうすれば「あ,最高なんだ,よかった.これで進める」って自信になるんだけどなー.今は自分で自分の身体に鞭をめちゃくちゃに打っているからほんと滑稽だ.「もう限界だ......」というタイミングからが勝負だと思っている.矛盾してる.アホなことをずっと言い続ける機械にいっそなってしまいたい.ずっとバナナって言い続ける機械とかどうだろう.あれ?もう壊れてる?

完成を決めるのは自分であり,作り出すときの力より,完成させるときの力の方が圧倒的にかかる.「よし,完成だ」ってなるまでが永い.作っているときは永遠のような感覚になる.永遠に言葉を探す途方も無い旅.でも逃げちゃだめだ.みんなが飲み会しているとき,飲み会もみんなをしているのだ(?).違った.みんなが飲み会をしているとき,僕は曲を書いているのだ.仕事から帰ると酒を飲みたいって思うけど,作業ができなくなるので我慢した夜を何回も通過した僕はほんと強いぜ.

誰か僕に飴をくれ,って思うけど,同時に堕落するのが怖いからいらないってなってしまうだろうか.くだらない会話を続けたいな,誰かに話しを聞いてほしいな,でも途中で飽きられてしまいそうで怖いな.僕の話しはめんどくさいもんな.そうだよな.だからこんな感じで垂れ流すしかないんだよな.知っている.

寂しさなんて慣れないよ.ずっと寂しいまま.誰といてもどこに居ても.

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