感情に蓋をしていた

ソア区域という曲があって，それを完成させるためにうーむと悩み続けているんだけれど，一回詩をぶっ壊してもう一度最初からどんな気持ちで書き始めたかを思い出しながら丁寧に言葉を探していったら，どうして自分がこの曲を書くことになったのかに行き着いた．詳しくはまだ曲ができていないから書きたくないけれど，どうやら様々なことが立て続けに起こっていて，感情が追いついていなかったらしい．誰かに伝えたいこと，なにかしたかったこと，できなかったこと，いろんなことが今でも後悔のように心を殴ってくるけれど，それよりも先に一つの感情があったと気づけた．初めて自分の詩を読みながらギター弾いてたら少し泣いてしまって笑っちゃった（情緒不安定）．それくらい自分がどういう感情になっていたかっていうことを捉えきれなかったんだなぁ，同時に危ないと思った．

ふとね，言葉を思い出したかのように紙に書き始めたら，「あー，僕はこういう感情になっていたんだ．それを蓋をしてしまっていたから気づけなかったんだな」ってなって，すごく助かった．この感情はずーっと前から僕が抱えていた感情で，きっとこれからも抱えていくけれど，なんか前よりもちゃんとその輪郭を見つけられたから，正しく生きていけるなって前向きになれた．

ソア区域は，本当にただ僕のための曲になってしまいそうだけど，それを通じて誰かが自分と見つめ合って，良い方向に転べばいいなって祈ってる．

本当に本当にずっと祈ってます．

（コーヒーは美味しいな．）