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シンクタンクデータ活用術【ジョブトラ20s/ジョブトラアカデミー】

転職活動では、自身のキャリアや能力を付けることも大切ですが、景況感や市場のデータを活用しながらより、戦略的に転職活動を行うと言った事も大切な要素となります。

1)業界規模マップ

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※市場規模マップVOL1

日本のGDPは約500兆円となります。そして、30年間この規模は全く変わっていないです。少し例え話となりますが、パチンコ産業は20年ほど前は約30兆円と言われていましたが、今は15~20兆円程になります。つまり、20年間で、約半分のGDPが無くなりました。

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※産業構造は変化をしているVOL2

産業規模、市場規模を見ていくことの重要性は、一重に労働生産性になります。転職をしていく上で、産業規模が大きければ大きい程、労働分配率が大きくなり、結果的にリターンが大きいです。一言で言えばお金持ちになりやすい。ということになります。1兆円の産業と70兆円の産業では、1000万プレイヤーの数が全く異なります。そして、大きな産業になればなるほど、日本全体の中で見る産業の位置づけが異なる為、利益の価値がより強くなります。

2)有効求人倍率

日本には、有効求人倍率という、一人当たりの就職意欲者に対し、どれほどの求人が容易されているかを示したグラフがあります。

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※日本経済新聞よりVOL3

景況感と言う言い方をしますが、時期に応じて、有効求人倍率が異なります。例えば1~3月は転職活動生が多く、7~9月は閑散期となります。新卒の就活では、4月、6月、8月に内定のピークを迎え、学生の総数が大幅に減っていきます。このように、景況感に合わせて、企業の採用意欲が異なり、採用ハードルが変わっていきます。データを駆使する事で、最適なタイミングで転職活動/就職活動を行う事が出来ます。

3)「人口動態」と「想定される世界の課題」

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※読売新聞オンラインよりVOL4

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※タナベ経営者HPよりVOL5

世界人口は、現在の70億人から、100億まで増加していく事が想定されます。しかし、地球の資源は有限であり、現在の資産とさほど大きな変化が無い事が想定されます。その為、ゆくゆくは食料、水などの資源の争いが想定されます。また、気候変動問題と環境問題も相関し、世界の情勢は更なる変化が生まれています。

4)主要国名目GDP

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※世界全体に占める各国名目GDP比(IMF予想)(2021年)VOL6

30年前の日本のGDPは500兆円程でしたが、現在でもほぼ横ばい、となっています。主要国で見比べた際に、「米国」「中国」以外の国は、名目GDPの推移に大きな変化が無い事が分かります。国際社会で見比べた時に、中国とアメリカの2強。そして、EU連合に当たるヨーロッパ諸国が連なると言うのが世界経済の図式となります。今後は、インドと南アフリカ諸国の人口急増が想定されており、第2の中国、第3の中国の急進的な経済成長国家が誕生する事が想定されます。

5)世界平均年収ランキングから見る国家観($)


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※OECDデータ 参照VOL7

実質平均年収は、日本は先進国でも中盤程の推移となっており、世界標準と比較して、やや安いと言う現実があります。背景はいくつか存在しますが、一重に「主要産業」が整っていない事が挙げられます。上位を占める国はいくつか分類があり「国際金融都市国家」「資源大国」「技術輸出国家」の3つに大別されます。

1)国際金融都市国家は、シンガポールやアイスランド、ルクセンブルク、アメリカなど、富裕層の軽減税率を行う/法人税を減税する事で、世界の裕福層を一手に集め、世界でも有数の富裕層国家にする国家構想になります。これにより、平均年収が、他国家と比較して大変高い傾向にあります。

2)資源大国は、オランダは農業、オーストラリアは石炭、ブラジルは森林、ニュージーランドは牧畜など、資源輸出により、内需は自国で賄い、輸出により貿易黒字を作り出す国家構想になります。

3)技術輸出国家は、資源と金融ハブとしての機能が無い国は、技術輸出により、外貨を稼いでく必要があります。日本やドイツ、韓国やイスラエルが分類として入っていきます。昨今ITにより大変下火となってきましたが、1950年~2000年までは無類の強さを誇り、大国へと変わっていきました。

6)まとめ

前半は、日本国内における産業推移と求人推移、中盤から後半にかけて、人口動態と世界経済の見通しと国家戦略を記載しています。転職とは、一喜一憂、自身で「行きたい環境を見つけ」「選び」「決める」と言った流れで決定をしても良いですが、「これからの未来はどうなるのか」「世界は何を目指しているのか」「社会はどのように変化しているのか」と言った、世の中の「動態」を把握する事で、より強いキャリア戦略を描く事が出来ます。転職と言う1側面に限らず、俯瞰したキャリアの在り方を持つ事で、現職で頑張っていく意味が生まれ、現職で頑張った分のアウトプットを新しいキャリアの形として描く、このような在り方こそキャリア戦略であり、当社では常に推奨している在り方になります。

7)ジョブトラ20sのサービスについて

記載の内容が重なりましたが、非常に独自性の高い情報も多いです。当社では、転職のキャリアエージェントとして一人一人と向き合い全力を尽くす事を大切にしています。もし、今回の内容やより他の情報を知ってみたい、興味があると、お感じ頂けるようでしたら、下記URLより当社サイトにご予約頂けますと幸いです。候補者の皆様が人生を賭けて転職を行うからこそ、それ以上の熱量で取り組む事を、私達のプロ意識としております。

ジョブトラ20sブランドサイト「 https://job-tryout20.com/ 」




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