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【備忘録】「あとがき」は言い過ぎだけど「おまけ」ってことで、元ネタにまつわることを書いておこうと思う【ひとは生きることができるか】

 どれだけお気付きの方がいらっしゃるのかわかりませんが、あのマガジンの節タイトルには元ネタがたくさんあったりとけっこう遊んだ文章ではあるので、そこらへんの後日談を備忘録も兼ねて書いておこうと思います。

・超絶後日談

 正直なところあの話は、たぶんだけど「なに言ってんだコイツ」って思う人と「わかりみ深くて笑う」ってなる人と二極化するかな〜とか思いながら書いてました。でも、わからない人にはわからない、という態度は絶対にとるまい、ってのもすごくあって、まー、(当時の)自分のできる限りは尽くしたし、これで伝わらないなら俺には無理なのでどっかのすごい専門家の方にチェンジしてくださいってな塩梅。ポケモン風に言うならこんな感じ↓

 なお、Nintendo Switchになってからスクショ機能を使いこなせる?ようになったけど、3DSはふつーにスマホで撮ってました....。

・普段からのいろいろ

 そしてわりとまじであるまじき話ではあるんですが、俺は基本的に文章の推敲はしない派です。なんとなく視界に入っているうちは訂正することもあるけど、次の段落とかにいったらほぼ読み返すことはない。まあ、同じ接続詞を連続して使ってないかとか、全体のバランスをざっと見ることはあるんですが。
 で、公開したり、送ったり、取り返しのつかない状況にしてから読み返して反省会をします。推敲してたらいつまで経っても書き終わらんってのもあるけど、きちんと間違えたほうが次から気を付けるようになるし学ぼうという気持ちになれるので、事前にどうこうはしません。ただし、ミスれない(ミスったら失礼な)事務連絡とかは目が血走るくらいの勢いで確認してます。
 そんなわけで、公開直後のnoteはいじりがちなのであんまおすすめできない笑。こないだ初めて、著しく配慮に欠くというかちょっとこれは誤解を生むかもしれないと思って訂正した文章があったんですが(誰にもなにも言われてないけどめちゃくちゃ反省した)、そこまで重大なことは稀にしても、ちょいちょい訂正してます。noteは。

・元ネタ諸々

 さて本題(?)。クソ真面目に書いてるように見せかけてじつはけっこう遊んでる的な話。節タイトルの元ネタ一覧です。
「2 − 3.ある狂気の青年の正気のとき」
 →ホフマン「ある狂気の音楽家の正気のとき」
「2 − 4.地誌的な風景」
 →「2 − 5.致死的な風景」と言葉遊びターナー展で、「第1章 地誌的風景画」とあり、視覚的にはピンとこなかったがVTRで聞いて。
「2 − 6.希望の虚偽」
 →ターナーが書いた詩のタイトル。語感で気に入っただけで内容はきちんと把握してない(本当はよくない姿勢のやつ)。
「2 − 7.ある一人の青年」
 →ムロツヨシの初ひとり舞台(客は親族や友人のみ)の公演名。NHKの「LIFE〜人生に捧げるコント〜」のなかの「ムロ待ち」というコントで、ムロツヨシの追っかけ役の黄金原聡子(シソンヌというお笑いコンビのじろう)からネタにされている。
「3 − 2.想像する生」
 →「4 − 1.創造する生」と言葉遊び当初のタイトル案

・歌詞を引用した曲たち

 個人的には歌詞を引用するよりYouTube貼ってこれで聴いてみてくれ!って気分だったんですが、マガジンのあれは元がWordに書いたものなんで、形式的なことを含めいろいろそういうわけにもいかず。曲は、歌詞だけ読むよりメロディとセットで聴いたほうがいいと思ってるのでここでYouTubeを貼っておこうと思います。

 節の割合としては絶望的なほど引用してしまって反省というか恐怖もあるんですが、いやでもマガジン全体を通したら必要だしな....(節で記事を分けないとくっそ読みづらいしな)ということで、noteでの公開にあたっては若干の妥協が存在したりします。

 神聖かまってちゃんこそ歌詞読むんじゃなくて、音楽として聴くべきっすよね。

 てかいま神聖かまってちゃんって検索したら「神聖かまってちゃん 脱退」って出てきてなんぞ?と思ったらちばぎん辞めちゃうの!!?!?!え、つら....知り合いに声かけられて1回ライブ行っただけの(たまーにiPodで聴くくらいの)俺がつらいんだからファンの方の心情、そしてご本人の心情は察するに余りある....。

 基本的には、あらゆるバンドやグループに言えるようなことではあると思うんですが、1人でも欠けるとべつのなにかになってしまうものってあるよね。個人的には関ジャニ∞もそのように認識してるけど。なんにせよご本人がそうしたいならそうしたほうがいいんだろうと思いつつ、じゃあそのべつのなにかになったときにどうなるんだろうと思いつつ、てな塩梅。
 ところで、ちばぎんさんについてはいまちょろっと調べただけで詳細までは把握できていませんが、音楽業界の厳しさ?的な話については中田敦彦さんのインタビュー記事を引用しておこうと思います。

――『PERFECT HUMAN』のヒット後、音楽ユニットの活動を柱にするという選択肢はなかったのか。
 『PERFECT HUMAN』で金銭的に潤っていたら、そうなっていたかもしれない。ただ正直言って、まったくといっていいほどお金は入ってこなかった。実際、音楽による著作権や印税についてはすごく考えさせられた。
 そのからくりは簡単。楽曲は1ダウンロードすると250円。日本の今の音楽配信市場だと、40万ダウンロードいけば年間ランキング1位になる。そして250円のうちアーティストの印税は3%、作詞の印税が3%。僕らが6人組なので1人当たりに換算すると1%。だから40万ダウンロードされても、250×40万×1%で1人100万円しか懐には入らない。

 世の中って厳しいね!

・あとがきのあとがきみたいなやつ

 さて。自ら元ネタ祭りを開催しておきながらこんなことを言うのもあれなんですが、どーしても明かせないネタもマガジンにはしっかり仕込んであります。これに気付く人はいないと思うけど、いたらいろいろ語れそうってくらいには局地的なネタです。ネタっていうか、元ネタはまったくネタじゃなくて真面目な話なんですが。
 そして全体的な感想としては↓これ。

賢いふりをして歌ってみたいけど
ボロが出るし出来ない

 ほんとそれな。賢いふりをして書いてみたいけどボロが出るしできない。これはまあマガジンのみならず平素のnoteでも思うことです。ポップにボカしていかないとボロが出てしまう\(^o^)/いやもう出てるだろうけど。モロに出てるだろうけど。

 そんなこんなで、思い出したように後日談でした٩( 'ω' )وいえい。

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