徒然なるままに学ぶ

ビジネススキルの向上に取り組んでいます。せっかくなので学んだことをアウトプットしていく…

徒然なるままに学ぶ

ビジネススキルの向上に取り組んでいます。せっかくなので学んだことをアウトプットしていく場(言語化していく場)として活用していこうと考えています

最近の記事

MBAのためのケース分析やってみた

『MBAのためのケース分析』小樽商科大学ビジネススクール(三訂版)のケース問題を以下想定のもと検討してみました。 ※あくまで個人的な勉強用としてなので、内容は正しくない箇所もあります 【設定】 メガネメーカであるJINSの主担当として今後の成長戦略の検討を行う デザイン思考を用いて検討を行う データがないため、今回は事前調査の課題仮説設定までを範囲とする 1. 進め方成長戦略の検討に向け、①現状抱える課題の仮説、②解決策の検討、③取組方針の策定、を行います。 2.

    • 【第4回|デザイン思考を学ぶ】アイデア創出・試作・実証

      デザイン思考は①共感、②問題定義、③アイデア創造、④試作、⑤実証のプロセスで進められる。顧客に共感し、問題を発見・定義し、それに対して解決策を創出し、その評価を行う。第4回目はアイデア創出・試作・実証について説明する。 1. アイデアの創出アイデア創出とは、観察を通して定義した問題に対して「人間中心」に問題解決を図るためのアイデアを考えることである。 1-1. アイデア創出の4つのポイント アイデア創出は以下4つのポイントに留意して行う。 ①観察から得られた問題を解決す

      • 【第3回|デザイン思考を学ぶ】問題定義プロセス

        デザイン思考は①共感、②問題定義、③アイデア創造、④試作、⑤実証のプロセスで進められる。共感プロセスで顧客を知り、共感し、様々な情報を獲得した後はその情報から問題を発見し定義する。第3回目は「問題定義」プロセスを説明する。 1. 問題定義とは解決するべき問題を定義すること 問題定義とは共感プロセスで収集した情報をもとに人間視点で解決するべき問題を発見し、定義することである。 2. 問題定義の実践 ここでは共感マップや感情曲線など顧客一人一人を観察し獲得した情報が手元に

        • 【第2回|デザイン思考を学ぶ】共感プロセス

          顧客は自分が成し遂げたいことを達成するために、企業の商品を購入する。新たな商品を考える上で最も重要なことは「顧客視点」に立って考えることである。その際に重要なことは顧客を知り、理解し、共感することでである。 第2回目はデザイン思考の5つのプロセスのうち、1つ目の「共感(Empathize)」について説明する。 1. 共感(Empathize)1-1. 共感とは「自分の頭の中を顧客の頭の中に限りなく近づけていくことである」 デザイン思考は常に人間中心を原則として思考していく

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          【第1回|デザイン思考を学ぶ】デザイン思考とは何か

          いかに優れた顧客体験価値を創造できるかが企業の運命を左右する。しかし、従来のマーケティング手法では、真の意味での顧客体験価値を創造できない。顧客を理解・共感し、顧客の視点に立ってこそ、顧客体験価値は創造できる。 第1回目はビジネスにおいて「なぜデザイン思考が必要なのか?」、そして「デザイン思考とは何か?」について説明する。 1. デザイン思考はなぜ必要なのか?1-1. 価値観の二極化が進む日本 コロナ禍を背景に、日本でも価値観の二極化が加速している。節約するモノとお金をか

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