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猛者|Sequoia Capital

最近、やることが3つあります。1つは学業、2つ目はインターン、3つ目は就活。この3つを回していると忙しいなと感じます。けど本当に私は忙しいのでしょうか。他のことに時間を割くことが全くできないほどに忙しいのでしょうか。もっと自分の使う時間を見極めて、生産性の高い過ごし方が私にはできると思います。先入観を捨て、自分を律する心を大事にしていきたいです。

今回は「#スタートアップ知りたきゃ俺を見ろ」の第2回です!今回ご紹介するのはSequoia Captitalです!YouTubeをGoogleが買収し、今のYouTubeが生活の一部になる暮らしの実現に加担した当事者です。近年、日本でも積極的な投資を開始した企業でもあります。そんなSequoiaを今回は取り上げていきます!

■Sequoia Capital

Sequoia(以下セコイア)は伝説のベンチャーキャピタリスト、ドン・バレンタイン氏により1972年に創業した老舗のVC(ベンチャーキャピタル)です。拠点はアメリカITの聖地シリコンバレーです。当然そのような土地に拠点があることから、これまでに世界を激変させる企業への投資を行ってきました。本稿の冒頭で述べたように、YouTubeがGoogleに買収される前から投資を行っており買収後は41倍のリターンを獲得、金額で言うと1,250万ドルが4.7億ドルにまで膨れ上がりました。これはYouTubeへの投資開始から1年での出来事です。なんて夢があるんでしょうか!またYouTubeが買収される前に持ち株が30%でした。これが意味をすることはセコイアが主導して買収を進めたということです。こうした未来の市場を理解し、推し進められる強さがセコイアの強みだと私は思います。

■セコイアの投資実績

・Y Combinator

スタートアップがビジネスモデルをブラッシュアップさせに集まるコロシアムことY Combinatorもセコイアの投資を経て成長しています。時は遡り2009年、当時一定の成功を収めていたY Combinatorにセコイアとエンジェル投資家が200万ドルの投資をしました。当時はまだ馴染みのなかったスタートアップ養成に対し、セコイアは柔軟な思考によって先見の明を持っていました。現在、Y CombinatorはAirbnbやDropboxなど数多くの企業を輩出しています。今後もinnovationを巻き起こすサポート役として確かな存在価値があると言えます。

・Gather

続いて、Gatherと言うセコイアが投資をした面白そうな企業を紹介します。Gatherはバーチャル空間で人が集うことを可能にするサービスを展開しています。そのGatherはシリーズA(企業がかなり形になっている段階)においてセコイアから28億ドルの投資を受けました。もう少しGatherの事業の魅力についてお話しします。コロナ以前から現実世界の空間をバーチャルで表現することはできないのか試行錯誤を繰り返していました。オフィスや遊び場、自宅などをバーチャルにすることで、新たな生活スタイルやコミュニティが生まれることを目指しています。

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イメージしてもらいやすい具体例はアメーバピグではないでしょうか。それをより精密に作り上げた感じだと思っています。(間違えていたらすみません)聞こえる音声も近くは大きく聞こえ、遠くは微かに聞こえるといったゲームに用いられる技術を取り入れています。

・ANDPAD

そんなセコイアはインドネシアや中国などで世界展開していますが、2020年満を持して日本の企業に1,800万ドルを投資をしました。その投資をした企業は、建築Saas(Software as a Service)のANDPADです。toB企業なので普段その名前を聞くことはほとんどありません。はっきり言ってすんごい企業です。これまで建築の図面はアナログでしたが、それを全てデジタル化をして現在どの工程まで進んでいるのかを把握することができます。資料の管理が煩雑だった建築業界において、光を灯すサービスを展開しています。

■まとめ

以上、セコイアの説明とその投資成功事例でした。老舗VCとして世界のテクノロジー化を推し進めてきたセコイアの功績は素晴らしいものです。その事例としてYouTube、Y Combinator、日本では建築SaaSのANDPADが挙げられます。現在、COP26で脱炭素化に向けて様々な取り決めが行われています。セコイアがその分野へも積極的な投資をして、次に未来を築いていくことを期待したいです。次回は私が大変関心のある日本企業を取り上げます!お楽しみに!


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