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初心者でも気軽に楽しめる!「丹沢・大山」登山のコースと注意点

丹沢・大山は、日本三百名山に数えられる標高1,252mの山です。
伊勢原市、秦野市、厚木市の境界に位置し、初心者からベテランまで楽しめる登山コースがあります。紅葉の美しさや古くからの信仰の歴史も見どころです!
今回は、運動何それ美味しいの?そんなインドア派の筆者が実際に大山の山頂まで登ったレポートも併せて紹介していきます。

丹沢・大山フリーパスがお得

丹沢・大山へは丹沢・大山フリーパスを使うとお得になります。

丹沢・大山フリーパスは発駅から本厚木(または渋沢)までの往復乗車券本厚木〜渋沢間の乗り放題、神奈川中央バスの指定区間がフリーエリアで乗り降り自由となっています。

ケーブルカー付きのAキップケーブルカーなしのBキップがありますが、
ケーブルカー付きの方が264円お得になります。

登山コース

丹沢・大山には様々な登山コースがありますが、
ここでは初心者向けとして人気の2つのコースを紹介します。

①大山ケーブルを使うメインコース←今回はこのコース

中腹までケーブルカーで登り、そこから約2時間で山頂に到達できます。
ケーブルカーは6分で700mの標高差を上がるので、時間と体力を節約できます 。今回はこのコースで上ります。

②ケーブルカーを使わずに登るコース

ケーブルカー駅から登り始めると、急勾配で一気に標高を上げる
厳しいコースです。女坂と男坂があり男坂の方がハードル高めです。
約3時間半かかりますが、自然豊かな景色や滝などを楽しめます 

丹沢・大山の天気と地図はこちら!

気軽に登れる大山ですが、標高は千メートル超え。
登山の前は天気をチェックしましょう。

てんきとくらす|大山

地図の確認も忘れずに!

昭文社山と高原地図 丹沢

登山装備


登山装備はしっかりと準備しましょう。
必要な登山装備は以下の通りです。

足首まである登山靴
滑りやすい道や岩場が多いので、足首を守り、
グリップ力のある靴が必要です。

厚手の靴下
靴擦れや冷えを防ぐために、厚手の靴下を履きましょう。
予備も持っておくと安心です。

雨具上下:急な雨や風に備えて、雨具を持っておきましょう。防寒具としても役立ちます。

防寒具
山頂は気温が低く、風も強いので、防寒具を着用しましょう。フリースやダウンジャケットなどがおすすめです。

帽子:
日差しや冷えから頭を守るために、帽子をかぶりましょう。
夏は日よけ帽子、冬はニット帽などがおすすめです。

ザック:
荷物を入れるために、ザックが必要です。大山では20~30L程度のザックで十分です。

ヘッドランプ:
暗くなる前に下山するのが基本ですが、万が一のためにヘッドランプを持っておきましょう。電池も予備で持っておくと安心です。

速乾性の衣類:
汗や雨で濡れた衣類は体温を奪います。速乾性のある衣類を着用しましょう。綿製品は避けましょう。

食料:
体力を維持するために、食料を持っておきましょう。おにぎりやサンドイッチなどの主食と、チョコレートやドライフルーツなどの補給食がおすすめです。

水:
水分補給は登山中に欠かせません。水筒やペットボトルに水やスポーツドリンクなどを入れて持っておきましょう。1.5~2L程度が目安です。

1.初心者にも安心!ケーブルカーで中腹へ

丹沢・大山には中腹までケーブルカーで登れる大山ケーブルがあります。
今回は行きにケーブルカーを使い、帰りはケーブルカーを使わずに下山します。

歩くと1時間程度の道のりをケーブルカーなら6分で700mの標高差を上がることができるので、時間と体力を節約でき登山初心者や体力に自信がない方にオススメ
ケーブルカーからも四季折々の自然や富士山などの眺めを楽しめます。

2.阿夫利神社にお参り

ケーブルカーから降り、阿夫利神社にお参りし向かいます。 阿夫利神社は、大山の中腹(標高約700m)にある神社で、大山祇大神、大雷神、高龗神の3柱の御祭神をお祀りしています。

阿夫利神社は、2200年以上前に創建されたと伝えられている式内社で、古来から雨乞いや五穀豊穣の祈願の対象でした。

江戸時代には、阿夫利神社にお参りする「大山詣」が庶民の間で大ブームとなり、江戸の人口が100万人だったころ、ひと夏で20万人もの人が参拝したそうです。

絶景カフェ「茶寮 石尊」も

阿夫利神社にはミシュランガイド2つ星に紹介された絶景を眺めながら、おいしいお茶とスイーツを味わえなカフェ「茶寮 石尊」があります。

晴れた日には江ノ島や相模湾、房総半島や伊豆大島などの絶景を見ながら
抹茶やほうじ茶などのお茶と、抹茶ティラミスや和菓子などのスイーツを楽しめます。

関連記事

茶寮 石尊でミシュラン2つ星の絶景と絶品「升ティラミス」を楽しもうhttps://note.com/jobcaree/n/n02469ee0decf

3.登山道は1丁目から28丁目まで


阿夫利神社下社から大山山頂までの登山道は、
1丁目から28丁目まで続きます。

山頂までの間にはいくつかの見どころポイントがあります。
天狗の鼻突き岩は15丁目にあり、富士山が見える富士見台は20丁目に位置しています。
また、イタツミ尾根との合流地点は25丁目にあります。

山頂は28丁目にあるので、この数字を覚えておくと、登りがきつくても気持ちが楽になるかもしれません…!

大山阿夫利神社下社からは、「搭拝門」をくぐり本坂を進みます。
最初から階段と大きな石を登り若干くじけそうになりますが頑張りましょう…!

その後、「白山神社」の次に目に飛び込んでくるのが8丁目にある「夫婦杉」です。この夫婦杉は、樹齢が500~600年を経ており、縁起の良い大木として知られています。

4.富士見台で富士山を眺める

富士見台は20丁目に位置する展望台で、富士山や相模湾、箱根連山などの壮大な景色が一望できます。
案内板によると、江戸時代にはここに茶屋が存在したとのこと。
当時の人々もこの場所で景色を楽しんでいた…エモい歴史がありますね。
富士見台から眺める景色は、昔も今も人々の心を魅了してきたのでしょう。

5.大山山頂へ到着!

神奈川県の大山からは、海と山と都会の絶景が広がります。相模湾の青い水面に浮かぶ伊豆大島や江ノ島、房総半島や伊豆半島の美しい海岸線が目に飛び込んできます。そして、遠くには富士山の雄姿や東京のビル群が見えます。

下山は見晴台経由で下社までという人も多いと思いますが、今回は最短ルートである来た道を戻ります
全体的に石や岩が多いので下りは特に足に負担がかかります。段差が大きい所をなるべく避けて下山しましょう。

6.こま参道でお土産を買う&絶品飯

こま参道は、大山ケーブルカーの乗り場からバス停までの道です。ここには、土産店や食事処、大山こまの工房などが並んでおり、下山後にお土産購入や食事をするのにオススメです♪

こま参道で買えるお土産

こま参道で買えるお土産は、大山の特産品や自然食品が多くあります。

大山こま:江戸時代から伝わる伝統工芸品で、色とりどりのこまが揃っています。
大山豆腐:大山の名水で作られたお豆腐で、湯豆腐や冷奴などで味わえます。

他にも、大山茶や大山せんべいなども人気です。

大山の名水で作られた豆腐料理を味わおう

こま参道には、大山の名水で作られた豆腐料理を提供する食事処が多くあります。

夢心亭:1階が豆腐料理の食事スペース、2階が大山現代美術館になっているモダンな雰囲気の食事処です。

塚本みやげ店:土産物とそば、豆腐料理の食堂を参道を挟んで左右で営んでいるお店です。

かんき楼:窓からは満開の白梅を望める豆腐料理店です。豆腐料理5品に味噌汁・香の物・ご飯が付くセットがあります。

豆腐料理のほか、大山はジビエ料理も有名です。どのお店も、大山の自然を感じられるおいしい食事処です。

7.鶴巻温泉で疲れた足を癒す

バスで伊勢原駅まで戻り、隣の駅である鶴巻温泉駅へ行きましょう。
鶴巻温泉は日本三古湯の一つとされており、源頼朝や徳川家康なども入浴したと言われています。

鶴巻温泉には、日帰り入浴施設や旅館があります。
大山登山の後には、ぜひ鶴巻温泉で疲れた体を癒してください。

ぶっちゃけキツイの?

標高がそれほど高くなく、初心者向けである。
と言われている大山ですが…道中は厳しい環境や体力の限界に直面しました。帰りは足がプルプルで筋肉痛も4日間続きました笑

しかし、それを乗り越えたときの喜びはひとしおでした。
登山は自分に自信を与えてくれる魅力的なスポーツだと感じました。
また大山だけではなくほかの山にも挑戦したいです!

まとめ

丹沢・大山は初心者からベテランまで楽しめる人気の登山スポットで、
自然や景色を満喫できます。

登山後の楽しみも多く、温泉や食事などの周辺スポットも充実しています!
ぜひ挑戦してみてください♪

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