見出し画像

ヒマ人になろう②:空白の時間を作るには、まず習慣づくりを(時間術)

ヒマ人のススメ・・・と言っても何のこっちゃか、わかりにくいよね。
まあ要するに、「時間術」のお話。
それを今回は、綴っていきましょう。


「人は、余白があると、無意識に何か詰め込んでしまう。」
と、よくミニマリストさんが言ってる。

これって、空間じゃなくって、時間にも言えることだと思う。

空白の時間ってのが大事。
でも、これがなかなか難しい。

人って、余白の時間があれば、とにかく何か予定を詰め込もうとしているように見える。
しかも、それがさもかし「時間を効率的に使えている、正しい行為」であるかのように思われている。

う〜ん、まあ、ある一面においては正しいんだろうけど。
私も、かつてはそういう考えだったから。
常にかけずり回ってることで
「私って仕事してるー、人生充実してるー」なんて、
悦に入ってたというか、そんな自分に酔ってたし。(昔はね)

でもなんか、やっぱり引っかかるんだよね、その考え方って。

だって、それが積み重なると、結局、
「1日のうち、寝てる時間以外、空白の時間がどこにもない」
ということになってしまう。

それってどうなのかなぁ?
何だか、私にとっては、きついよね・・・
って、この近年は、そう考えるようになった。


もしかしたら、

「時間をタスクで埋めていく」ことよりも、「空白の時間を作る」ことの方が、もしかしたら、はるかに難しいことなのかもしれないね。

私も客観的に見たら、多分、1日のうち、何かしらやってる時間がほとんどだと思う。完全に体を動かさない時間っていうのは、寝てる時以外、ほとんどないんじゃないかな。

でも、不思議と、何だか余裕あるんだよね、私は。

「自分って、どっちかっていうとヒマ人なんじゃない?」
なんて思ってるくらい。

この心理の違いというか余裕は、どこから生まれるんだろう?
そんなことを、ちょっと考えてみた。


工夫1:例えば掃除の場合。

①いい意味での「ながら」「ついで」が習慣化されている

②終わった後の「がんばりました」感がない。

③この積み重なりが、結果として、心の負担感・疲労感が違ってくる

うちはモノが少ないせいか、気がついたら、床を拭いたり、キッチンを拭いたりするのが、無意識にできちゃってる。
拭いてる時間はほんの数十秒もないと思う。
でも、この習慣が無意識に定着しちゃってるから、年末大掃除とかいったまとまった掃除なんて、まったく必要ない。

お掃除ロボットも、私にとっては不要。
よく「お掃除ロボットいいよね」なんていう人の話を聞くけど、
「そもそも、ロボット走らせとくほど、そんなに家の中って汚れるかなぁ?」
っていつも思うんだよね。

で、よくよく振り返ったら、私、無意識のうちに、毎日掃除機かけていたんだよね。
それでいて、自分で「お掃除やったぞー」「頑張りましたー」的な自覚が全くない。
気がついた時に、さっと手に取れる掃除機も雑巾も、ジア素汲み置きバケツも常備してあるからね。気がついた瞬間に、数十秒〜数分で、ささっと終わっちゃってるんだ。

「やったぞ感」がない。自覚がない。「何となくついでに」「何となく、動画耳で聞きながら」と、無意識でちゃちゃっと終わらせている。

この感覚の積み重なりが、実は大きいんだよね。

終わった後の、心の余裕がまるで違う。

それが1日の中で何度も積み重なっていくと、
「やってますー」感ありありの場合と、心の軽さが全然違ってる。
結構いろんな仕事をやってる割に、ラクチン感があるんだよね。
仕事量の割に、疲労感がないんだよね。

そうか、そうだったのか。
私も今、気づいた!!(今さらですが笑)


工夫2:自分を時間で「縛らない」心構えと環境設定を

かといって、本当に忙しい日の場合、掃除も多分、全然やらなかったりする。
私の仕事は繁忙期と閑散期の差が大きいので、仕事が忙しくなると、本当にやってられない(・・・はずだよね、多分。覚えてない笑)。
なのに、部屋は、大して汚れないんだよね。
不思議だよね。どうしてだろう?

よくよく考えてみたら、もしかしたら、私、普段から

自分をスケジュールで縛らない

ことが日常になってる。
それが大きいんじゃないかな。

つまりだ。

掃除をやる時も無意識。やらない時も無意識。

何となく、普段から無意識にやってる。
だからしばらく掃除ができなくても、
「ま、そのうち気が向いた時にやろうかな・・・」
くらいに、のんびり考えられる。
「今度やろう」「今度の土日で絶対に」とか、変な決意をしない笑。

そんなことしなくても、自然に気がついた時、できちゃってるから。
だから、急にやむをえない予定が入った時も、大して心はつらくない。
「まあいいか、どうせヒマだし」と受け入れられちゃう。

結論。

自分を時間で縛らなくてもいいくらい、
日常のルーティンは必要最小限の労力で
「すぐやる習慣」「すぐやれる環境」
をあらかじめ用意しておく。

結局、そこが大事なのかもしれないね。


まとめ

まあとにかく、時間っていう感覚に対しても、常日頃から

今までの常識、世間の常識を、一度疑ってみる

ことかなぁ。

今までフツーにやってきたことでも、よくよく考えてみると、
「それって、かったるくない?」
っていう変な習慣、多いからね。
人や周囲に振り回されないスタイルを作り上げていくことだよね。

おしまい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?