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平原綾香氏に人生の邪魔をされた話

※これは個人の感想です

■平原綾香氏がどうしても好きになれない
前回のNoteを公開したところ、知人から「リトルマーメイド」の話なのに、ただ平原綾香氏をディスって、完全に彼女は巻き込まれ事故ではないかと指摘を受けた。おっしゃる通りで何の関係もない人を巻き込んでいる。でも大変恐縮ながら、私は平原綾香氏がどうしても好きになれず、ウワー!!と歌い上げる実写版アリエルにその姿を見たのだから、それに似ていると表現せざるを得なかった。

■きっかけはjupiter
何もかもが気に食わない。きっかけは皆さん想像の通り(?)だが、ホルストの惑星「木星」に謎の歌詞をつけたこと。

Everyday I listen to my heart ひとりじゃない 

いやいや、心に耳をすませてるあんたは十分孤独だよと。ってか木星関係ないよね?自分の心と宇宙重ねすぎじゃない?そんなに壮大な心ならこのnote書いてる自分にください、心の広さ。
もうそこから何してもダメ。上の歌詞のえええええぶりーでえええいって演歌のこぶしみたいに歌うのも「ほーら、あたしってこんなにお歌が上手なの。皆さんお聞きになって!」っていう自我の強さも無理。あ、大丈夫ですぅってなる。

■「惑星」のみならず大好きな映画にも手を入れてくる
惑星は火星が好きなので、jupiterで大ヒット飛ばして、はいはい良かったねで済むのであるが、このあと更に追い打ちをかけてくる。ミュージカル「メリー・ポピンズ」だ。ディズニー映画「メリー・ポピンズ」の曲をベースに、映画に加えたストーリーで初めてブロードウェイで見たのは2011年ごろだったが感動に震えた。その日本公演が行われると聞き心が躍った。そのメリーのダブルキャストの1人がまた平原綾香氏だった。もう1人が大好きな元劇団四季の濱田めぐみさんだったので、当然に濱田さんの出演日にチケットを取ったがメディアの表にでるのは平原綾香氏。相変わらず、こんな感じでもあんな感じでも歌い上げられるの、私って上手でしょ?ということを大好きな映画の大好きな曲でやられた。

■吹き替えもできちゃうんです、私
その後、映画サウンド・オブ・ミュージックの吹き替えをしたり、メリーポピンズの続編のメリー・ポピンズ・リターンズの吹き替え声優もすべてこの平原綾香氏であった。いや、そりゃ大ヒットシンガーを起用するのはわかる。マーケティング的にも売り込みの観点でもそうあるべきであろう。どうして、私が好きなものをこんなにも邪魔してくるのか。

■でも実は似ているのかもしれない
最後に自分の話。私の性格は自我が強く、自分らしさの塊に手足をつけて歩いているような存在だ。そこまで自己認識があるぐらいなのだ。平原綾香氏のことを言う筋合いなどない。

私:天才でしょ?頭いいでしょ?
平原綾香氏:歌がうまいでしょ?こんな歌い方できる?私はできる!
リトルマーメイド(実写版):これが欲しい?20個もあるの?足りなくないわ、だって私、歌がうまいから気にしません!

今日もまた平原綾香氏のこぶしがどこかで響いているのだろう。私の人生の邪魔をしながら。私はまた自我の強さを高めていくしかないのだ。



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