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【仕事】お客様をイメージできるように書こう

どこか違う国の、空想の話のようにしない。

資料の書き方のテクニック的な話になってしまうのですが、最近言われたことは、

「お客様の声はイメージ出来るようにできるだけ丸めない、何処の誰がという情報を書いておこう」
「バイネームで書けない場合でも、所属や職種、ポジションを書いておこう」

ということでした。

私はどうしても大きな括りで書くことで汎用的に広く捉えようとしたく、具体的な生の声で何処の誰が言っているのか?については意識していませんでした。

しかし伝える相手によっては丸めた話は「そこら辺のどこにでもあるような話」「仮に実際には言ってないけど言ったこととしている妄想の話」としか感じられず響きません。

仮に内容としてはありそうな声であっても、それが生の声でそれがどこのどういう人が言っているのか?というのを具体的に示すとその人の困っているシーンや求めているシーンが鮮明になってきます。

特に上位職になると現場からは遠くなるので、よくある話になると全然お客様の姿が想像できません。そこにバイネームや具体的な社名と氏名、職種やポジションまで出てくるとその情報から想像を膨らませます。

そうなると、ある程度経験がある人からすると「確かにそういう現場だとあり得るよな」と手触りを感じることができ、一気に腹に落ちるようになります。

この腹落ち具合が大事なのです。そうすると共感も生まれやすくなります。その課題を解こうと活動することに前向きになり、やる意義も出てきます。

お客様のお役には立ちたい、それで事業貢献したい、というのはどんな人でも変わりません。組織やチームで一枚岩で成果を出すために、共通に喜んでもらいたいお客様を具体的にイメージし共有できるようにしておく必要があるでしょう。

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