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【仕事】(ほぼ)ひとりでできるもん!

ちょっと勉強すれば、そこそこのことはほぼ一人でできてしまう時代です。

価値が未知なものは小さくやる

社内でDX(デジタルトランスフォーメーション)にまつわる価値創造や事業部の伴走支援などに携わっていますが、それらを上手くやる・効率的にやるための仕組みつくりや、それらを準備して認知してもらって普及させるためのプロモーションも自分の仕事としてやっています。

そしてこの辺の企画は、ほぼ自分一人がやっていて(業務管理的なものと、レビュアやアドバイザー的にマネジャーとは話しますが)、企画実現のための手段の考案や作ってもらうための交渉、プロモーションもほぼ一人でやっています。

一応今年度に仕込んだものは価値検証を経て価値があるものと評価され、来年度本格的に展開していくのですが、こういう社内の活動も、価値が未知で検証できてないものは最初から大きく人や予算を充ててもらうものでもなく、少人数でこじんまりとやりつつ、成果を積み上げて拡げていくような動き方になります。

以前にも、色々調整しても仲間が集められない場合には最悪は自分でやるしかないという話は書きました。

改めて感じるノーコードツールの強力さ

色々展開しようとしている施策でデジタルツールを提供しようとしているのですが、この開発はMicrosoft PowerAppsを使いました。こちら予算も付いて、運良く開発できる人も調達できたので、開発委託をして自分でやることはなかったのですが、最悪自分でやることも想定してある程度使えるようにはなっていました。コーディングなんて20年以上前にはやっていましたが、PowerAppsだとノーコードでできます。

画面の配置とデータベースが分かれば、ほとんど業務で使う簡単なアプリケーションは作成できてしまいます。Automationのフローを入れると多少はややこしいですが、もっとインテリジェンスに処理ができたりもします。

ノーコードのお陰か、2週間のスプリントで仕上がってくる機能の数は私が想定していた数よりも多く、途中MVP(実用最小限プロダクト)で検証しつつも、半年で積み上げられた機能はかなり十分な数になりました。

プロモーション関係は社内向けなので、これもまたMicrosoftのSharePointでサイトを作って発信していくのですが、これも一人でランディングページを作りました。決まった部品の構成で作るものなので、流行のオシャレなWebサイトというわけにはいきませんが、社内向けには十分です。

学生時代に、当時自分のWebサイトを作っていたのですが、手打ちでHTMLを打ったり、当時のWebオーサリングツールであるマクロメディアのDreamweaverを(その後、Adobeに買収されましたが)使っていたことからすると、SharePointでこんなにサクサク作れるのかと思えます。(半日レベルでそれっぽいページは立ち上げられました)

今後スケールするときは、そうはいかない?

リソースも投資も最小限で、小さく始めて、小さく実績を出していく段階でしたのでノーコードツールを使ったり、自分でやったりすることであれこれ調整に時間をかけずに試したり、検証したりすることができました。

とはいえ一人でやれることは限られています。
今回、社内向けとはいえアーリーな段階なので何とか一人でやれますが、今後利用してくれる人が増えてくるとサポートの観点でインタラクションも多く発生する可能性もありますし、もっとインテリジェンスなことがしたくなったらノーコードやローコードツールでは済まなくなるかもしれません。

そうは言ってても、ChatGPTがAPI提供しはじめていて、そこを叩くだけでチャットボットぽく動かせるので、AIなんかもそんなに手間無く導入できるようになるのも時間の問題かもしれません(いや、もう既に来ている…)。

いやはや、すごい時代に生きてます…


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