見出し画像

【雑記】逃げてもよいのよ(ただし代償はある)

今居るところがおかしい、合ってないなら逃げても良い。ただしタダではない。

逃げるのも選択肢

ここ最近は逃げることについてネガティブな印象は少なくなったかなと感じます。自分が社会人になった二十数年前、そしてそれよりも前もそうですが、逃げるのは負け犬、逃げて耐えるのが美徳のような時代だったと思います。(今でもそういう価値感の人は多いですが…)

以前にもnoteで書きましたが、仕事でもプライベートでも上手くいっていなくて不満があるときの原因が対人関係やコミュニケーションの場合、選択肢は3つあって、「人(相手)の考えや価値感を変えるか」「自分自身が変わるか」「逃げるか(場所を変えるか)」になると。

以前に書いた記事でも、一番難しいのは相手を変えること。手軽にやれそうなのは自分の考え方を変えること(多くはこれで解決する。納得できるかはおいといて)。そして自分を変えることが難しい人にも取れる選択肢は「逃げる」がまだ残っていること。選択肢は3つ以上あることをいうので(2つは選択肢とは言わない)、3つめに逃げるがあるだけでも救いではあります。(もちろん4つめの選択肢が産み出せるならそれはそれでよいかと。犯罪やモラルの問題にならなければ)

ただし逃げるには代償がある

逃げる選択肢は否定しませんし、状況やその人の考え方や価値感でおおいに選んでよいものだと思います。ただ、逃げると代償もあります。
これまで積み上げてきた実績や信用を失う可能性もあります。残された側の人のことも気になるでしょう。場合によっては友人や仲の良かった同僚と二度と会うことができないかもしれません。(もちろん逃げる選択肢をよく考えたね、頑張ったねと言ってくれる人もいるでしょう)

でも第一は自分の人生です。自分で逃げることが最善と判断したのであれば、ある程度代償があることはそこまで気にならないのかもしれません。職場を変えることやキャリアを変えること自体は実はそこまで大きな代償ではないかもしれません。それによって自分の道を切り開ければ、逃げたときの代償など思い出くらいのものになるでしょうし。

最近そういうアニメを観た(エスタブライフ)

なんで今更こういう話を出したかというと、本音はネタがあまりなかったから(笑)。ちょっとゴールデンウィークでボーッとしすぎてしまった感じがあります。で、たまたま深夜にテレビを付けてやっていたのが「エスタブライフ〜グレートエスケープ」という1年くらい前にやっていて、最近何故か再放送をやっているアニメです。(そのまま見入ってしまった)

細かいストーリーは書きませんが、主人公は「逃がし屋」という職業で、未来の東京は魔改造され、ある決まったルールや価値感でまとめられたクラスタという地域に人は割り振られ、そこから出られることができません。そのクラスタに居づらくなった人は、この「逃がし屋」にお願いして別のクラスタに行って、新しい自分を見つけるという流れになっています。(登場人物や音楽がかなりルパンを意識していると感じられるので、疾走感がありなかなか面白いですよ)

逃がし屋に逃がしてもらうときに契約をするのですが、やはりこれまでの信頼も財産も家族も失うし、下手すると生命の危機もあるかもしれません、と予め説明をします。それでも逃げたい人は契約をして、逃がしてもらって笑顔で新しいクラスタに旅立っていきます。

いろんな状況も事情もあるかもしれませんが、最終選択肢には「逃げる」も許されるのだなと思いつつ、今の場所でどれだけやれるかを考えていくと少しは気軽かもしれません。キャリアや仕事に関していえばコーチングもそのような面でお役に立てるかもしれませんね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?