【仕事・アジャイル】窮すれば通ず
そういうもんだなとつくづく思います。
最近近場にいる別のチームのマネジャーとも話をしていたのですが、一番現場に近いマネジャー、それもプレイングマネジャーとなるとそこそこ何でもこなしてしまうようになるそうです。そのとき出てきた言葉がタイトルにある「窮すれば通ず」です。
「窮すれば通ず」とはどういう意味でしょう?
自分も器用貧乏…否、器用大富豪になりたいと思っていますが、何か必要に駆られ、やり切らないと目標達成できなかったり、迷惑が多くかかってしまうと思うとどうやればできるのか?それが初心者からはじめてもある程度問題にならないところに持っていくにはどうすればよいかあたりを模索します。
普段なら責任範囲や役割的に縦割りにドライに過ごせるなら、それはやらないと言い放てるのですが、たまに組織や担当の間に落ちているタスクや課題について急に振られたりしてやらざるを得なかったり、見かねて自らやると決めてしまうこともあります。
アジャイル開発でもチームのメンバーは一つのことだけが得意なわけではく、様々な役割をもって1〜2週間のスプリントで決めたゴールに向かって責任を持って動きます。もちろんエンジニアとして凄いスペシャリストの人もいますが、そうでなくてもどうやればできるかを自分で調べてやれるだけやります。必要であれば調査や技術的な確認などのためのタスク、場合によってはスプリントそのものを費やす場合もあります。
決められた納期、限られた予算と人員で如何にアウトプットと成果を出すか?おかれた状況に責任と価値の提供をコミットすることでタフな状態に自らを置き、自分の得意の範疇でなくても調べて取り組んでいく…まさに「窮すれば通ず」を能動的に作り出して成果も出し、そして個人もチームも成長していくのだと思います。
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