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【コーチング】エバリュエーション Part2

認定コーチを取得したので、それまでの学びなどをまとめていこうと思います。

ここで扱う内容は、コーチ・エィ アカデミアさんのクラスとしては「コーチングの成果を明らかにする」というモジュール名のクラスになります。

【コーチング】エバリュエーション Part1の続きになります。

エバリュエーション実施のポイント

エバリュエーションで扱う内容

エバリュエーション・セッションは、コーチングの1セッションとして扱います。多くは30分から60分程度の時間をかけてふりかえります。

  • 目標の達成度について

  • 目標達成までのプロセスで得た学びと成長について

  • クリアできなかった課題や今後に向けての成長テーマ

  • コーチのコーチングそのものが効果的に進められたか

あくまでも上記は一般的な流れであり、どのような順で行うかはコーチの考えがあったり、コーチを受ける側と相談したりして決めます。

エバリュエーションの切り口

標準的なエバリュエーションでは以下の4つの切り口を検討しましょう。

  1. 相手の全般的な感想や満足度

  2. 取り組んだこと・挑戦したこと

  3. 学習・成長・変化

  4. 手に入れたこと・得た成果・周囲への影響

1.相手の全般的な感想や満足度
まず全般的な感想や満足度を共有してもらいます。
「コーチングは有益だった」など主観的な感想はこれに該当します。

2.取り組んだこと・挑戦したこと
相手が実際に行ったことを明らかにします。1の場合には主観的な感想でしたが、ここでは行動という事実を明らかにすることを重視します。

3.学習・成長・変化
相手が学んだことを明確にします。意識の変化、考え方の変化、視野の広がり、スキルアップなど相手の主観で話してもらいます。
主観以外に周りの人が感じている変化もありますので、そのようなことを言われなかったか等事実を確認します。コーチ自身の感じるものがあればフィードバックします。

4.手に入れたこと・得た成果・周囲への影響
目標達成の成功・失敗にかかわらず、相手がコーチング中に手に入れたことや成果は何かしら必ずあるはずなので、様々な問いかけをします。成果がコーチングによるものか直結して評価することは難しいのですが、相手がコーチングの成果だと感じているならその主観を大切にします。

いずれにしても、まずは本人がどう考えているかを先に問いかけて話してもらいます。リーダーやコーチからのフィードバックはその後に行います。
いきなりエバリュエーション・セッションで話すのが難しそうなら事前に相手にはお伝えして考えておいてもらう時間をとるのも良いでしょう。

続きます。


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