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【仕事】組織のかたちは手段でしかない

いまいる場所が全てではない。


色んな思いを持って仕事をしていても、自分たちのやっていることが会社や部門の方針と沿っていないと意味がありません。その会社に雇用され、その会社のために働いているならそこは守るべきところです。

しかし時に経営者が変わったり、部門のトップや上位マネジャーが変わると方針も大きく変わる場合があります。あまり変わらない場合でも、経営陣やトップマネジャーも人間です。それぞれ自分の価値観や正義を持っています。

そのとき彼らの価値観や正義と、自分たちのミッションややりたいことが沿わない場合も出てきます。その場合どうすべきでしょうか?

方法の一案としては、互いに目指すところが一緒になるように調整していくことが必要になります。トップから出ている方針を大きく変えることをボトムから行うにはモチベーションになるほど相当のインパクトや実績が必要になります。

よって、我々のようなボトム側が合わせるしかなく、自分たちの本質的なものが揺らがないレベルでミッションや施策を調整していく必要があります。多くの場合、言い方を変えたり、組織内の構造をやりくりするとそれなりにうまくハマってくることも多いかと思います。

しかし、そのような小手先の対応ではアライメントが取れない場合もでてきます。その場合には別の組織に機能移管していくことも考えなければなりません。

組織も生き物ですし、組織のかたちも何かを成し遂げたいときにいかに効率良くやれるかという観点での建付であり、事業を進めるための手段です。

いまいる場所で根をはって花を咲かすのもよいですが、土や水が合わなければ移動すればよいのです。我々は足に根っこが生えて自走できない植物ではないので動くことはできます。自分に合う土と水を探す旅を始めれば、自分たちの価値を理解してくれる場所もでてくるでしょう。



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