ビートルズの映画 ミスタームーライトを観て
おれはこの映画を見て音楽の危険性を知ってしまったのかもしれない。作中の中で1966年あたりの日本、いや世界はビートルズに惚れていた。ビートルズの曲を聴いて発狂するやつもいれば犯罪に手を染めてもビートルズに近づきたいやつもいた。恐らく、ビートルズに憧れて音楽を始めたやつもいるだろう。または、ビートルズ自体になりたくてどうしようもない気持ちを一本のギターにぶつけたやつもいただろう。俺はその時代に生まれてみたかった。ビートルズのせいで人生が狂わされたやつの横でおれも狂っていたかった