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テート美術館展

こんにちは。

先日、大阪中之島美術館で開催されている

『テート美術館展 光 ターナー、印象派から現在へ』

を観てきました。


この展覧会は前から観てみたいと思っていました。
ターナーは光を表現する画家です。私もそれほど詳しくはないのですが、前に長沢芦雪展に行ったときに、今度はテート美術館展も同時に開催されるとあって、ぜひ観に行かなきゃと思っていました。


今回の展覧会はほぼすべての作品が撮影可能となっていました。

これはおススメです。

私は展覧会で撮影可能となっていてもあまり写真を撮る行為は控えるようにしています。

これといった作品だけ、自分の目で観た後に撮影するようにしています。
(実際にはターナーの作品を撮りそびれてしまいました)


それにしてもだ。

実際に美術館に足を運んで目の前に作品があるのに


「来た!見た!撮った!」


な人がなんと多いこと。

もったいないよね。


実際に観覧、鑑賞しているというより、写真に収めにきているように思ってしまいます。

まあ、ひとそれぞれの自由ですからね。

大阪中之島美術館 テート美術館展入口

実際に行くと、ロマン主義的な宗教絵画から自然な光、印象派、抽象画からさまざまな光を表現したインスタレーションまで多彩な光が展示されていました。

特に、私が楽しみにしていたのが印象派の作品たちです。



ドーセットシャーの崖から見るイギリス海峡 ジョン・ブレット


エプト川のポプラ並木 クロード・モネ


インスタレーションもたくさんありました。


星くずの素粒子 オラファ―・エリアソン


星くずの素粒子 オラファ―・エリアソン


ブリック・レーンのスペクトル 2 デイヴィッド・バチェラー


などなど、たくさんの光をテーマにした作品が展示されています。

宗教絵画から抽象画、印象派、インスタレーションまで非常に見どころが多い展示をされています。

これまでテート美術館は知らなかったのですが、なんか独特な所蔵のされ方のようにかんじました。



なんていうのかな。

私たちは光を感じることができる生き物ですよね。
それは、さまざまな光があり、その感じ方もさまざまです。

私たちの生きていくうえでの営みとして、物理的にも精神的にも光はなくてはならないものです。

時にはポジティブに、時にはネガティブに扱われる多種多様な光たち。

実際にこの目で観てみて、いろいろな感じ方ができましたし、多くの考えが作品を前にして浮かんできました。


これは必見です!


来年1月14日まで開催されています。


今なら長沢芦雪展とハシゴできます。

ぜひ、大阪中之島美術館に行って美術に浸ってみてください。


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