プラットフォームコンサルティング
かれこれ1年半ほど、ソーシャル広告運用のコンサルタントとして従事している。
時には大きなご予算を預かり、一貫して特定の広告配信プラットフォームを活用し続け、ダイレクトマーケティングサービスを提供している。
同じプラットフォームを洗練させ続けることは、時に難しさを伴う。特にぶつかる人が多いのが、購買フィネル上の限界だと思う。
マーケティング課題に向き合う中で、オンライン上のKPIを洗練させ続けると、オフラインのKPIや比較検討層の取り込みが次の課題になる。課題解決がプラットフォームコンサルティングを超え始める。顧客側に踏み込む機会が増えて、マーケティングコンサルティングになる。
しかしそうすると、デジタルマーケティング上の難易度が急激に上がる。顧客の事業、サービス理解と、デジタルの踏み込んだ知識、ファシリテートできるコミュニケーションスキル、その他能力が必要になる。しかしこれは(まだ模索中だが)お金にはなりにくい。会社と広告主様との板挟みになる。
ファネルを超えられないことが、プラットフォームコンサルタントにおいてキャリアの壁になる。
様々にファネルを超える手段はあるが、プラットフォームコンサルティングとしてユニークなのは、①プラットフォーマーの事業理解と②仕入れからの一貫したサービル構築の2つだと思う。
顧客のマーケティング課題、事業課題、テクノロジーにアンテナを張りつつも、上記2点には果敢に向き合っていきたい。
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