ダイレクトのマーケターが理想主義に陥る事象について
普段運用型広告に向き合い、アカウントコンサルティングを行っている。同僚と話しているなかで、今まで何度か見聞きしたことのある事象の中で、下記のようなものがある。
「広告運用ではマーケティングができない。もっと戦略部分の話がしたい。もっと自分はストプラを理解して、マーケティングをやりたいんだ!」
下記の記事にもある通り、マーケティングは徐々にその理想主義的な検証の比率を落とし、運用型広告から端を発した、アジャイルな動きにシフトをしてきていると感じる。逆にマーケティング戦略そのものはリテラシーであり、複雑化したテクノロジー無くしては実行論が描けなくなってきている。
メディアやテクノロジーに近い運用コンサルタントは、身のこなしをアジャイルに近づけながら、理想主義的な従来のマーケターと調和できた時に、大きな価値を発揮できるものだと思う。
しかしその調和は、相手の論理を理解するところから始まり、高いコミュニケーションスキルを必要とし、ともすれば自分の思考性が間違っているように感じてしまう。
そうではないと、ここからが価値の高いステージに上がるんだという私なりの正論を、周囲に伝播したい。その先に運用者のやりがいがあると伝えたいと思う。
■参考
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