2023/6/13

今日は、国民健康保険加入の手続きに必要な書類を申請しなければいけない。一時的に健康保険から離脱していることで、むしろ「社会」なるものの存在の一端をひしひしと感じる。

日記を書くという行為が生活に挿入されたことで、ほんの少しだけQOLが上がった。たぶん、モノローグ(独り言)の主体が文章というハッキリとした輪郭で意識されるようになり、自分の輪郭を確認しやすくなるのと、とりとめもなく曖昧に消費されていく日々に、ささやかでありながらも分節化を施して、文章という目に見えるかたちで鮮明にパッケージされることに安心しているのだろうと思う。早い話が、今までぼんやりふわふわしていたことが文章というハッキリとしたビジュアルを持ったものに変換され、安心感が生まれたということ。こんな些細な行為が思いのほかセラピー効果を生んでいることに喜ばしい気持ちもあるが、人間というのはなんと卑小な存在なんだ、という思いを再確認した。

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