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山善倉庫再生物語(其の九)ベンチづくり

2023/11/23
今回はベンチづくりです。
材料はこの倉庫のホールの吹抜けをつくるために、2階の床を撤去した解体材を再利用します。

解体材の再利用です。2ヶ所に大きな欠片があります。
スケッチをつくり、現場で木取り(寸法を決める)の寸法を書き込む。
材の欠片を考慮(活かす)して木取りします。
加工・カット
加工・サンダー掛け
仮組みしてサンダー掛け
1階ホールに仮置きしたベンチ
ベンチづくりの参加者さんたち・お疲れさまでした。

2023/11/24
きのうのつづきで、木ダボで固定します。ダボは18mm丸棒を60mmにカットしてつくります。

ベンチを裏返してダボで固定。黒いのはキソパッキンです。
パッキンは移動時の滑りを良くするために付けてみました。
ダボの位置決め、ダボ穴をあけ、ダボを取付ける。
ベンチづくりと共に・・・・。並行して、玉川ビル206のテーブルづくりをする。つくり方はダボで固定する同じ方法なので、一緒につくります。


メモ
昨日より山善倉庫のワークショップに参加中。昨日は取り外した梁の再利用でベンチを作りました(^^)
釘を一切打たず、ダボだけで固定、このベンチが必要なくなったらダボを切れば簡単に解体でき、再利用できるから、と。
今までのものより上の状態で利用できるように再生することをアップサイクルというのを先日教えてもらいましたが、我らが師匠のムラさんがやられてることは全てがアップサイクル!
ムラさんの言葉、捨てればゴミ、生かせば資源をAIに聞いたらそのまんまアップサイクルと出てきたとか!!
……というわけで、これから山善倉庫さんからスタートしてムラさんと一緒に古材を使って再生していった仲間やその物件に、勝手にアップサイクル認証つけていこうと思います〜
もう既に付けられる案件たくさんありますね。
雑賀智子さんのfacebook(2023/11/24)より

2023/11/25
昨日のつづき。
3っ目のベンチづくり

3つ目のベンチのダボでの組立て
テーブルづくり
ベンチとテーブル
解体材の欠片部分は敢えて残しています。
蜜蠟ワックスづくり
蜜蠟ワックス塗り
玉川ビル206のテーブルに

つづく


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