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麻雀に学んだ仕事ができるようになる魔法のやり方

嫌だった麻雀の「後ろ見」

麻雀は「後見」があります。
その名の通り、後ろからプレイングを見ることです。5人で遊んでいて、抜け番の人が後ろ見したりします。

そのとき、もう気が気じゃないことがあって。

後見している上手い人って、タバコに火を付けながらこう言うんです。「へぇ…それ切るんだ〜」。

あちらは悪気無いのです。
でも、とても嫌じゃないですか?これがなかなかプレッシャーで気が気じゃありませんでした。

いつも後ろ見されているつもりでやれば…?

ふと、後ろ見されているときは、上手く打てることに、ぼくは気づきました。

まず一手一手、丁寧になれます。
また、客観的になれるので無謀になったりもしません。
恥ずかしいプレイングを避けたくて、背筋が伸びるから。

そして、上手くなるには、いつも後見されているつもりでやればいいじゃないか、と気が付きました。

それ以来ぼくは常に後ろ見されてるつもりで麻雀をやるようになりました。守護霊みたいなものです。

メンター・上司が、パソコン画面をしげしげと覗きこみ「へぇ…そうやるんだ〜」などと言ってくるところを常に想像する

これは仕事でも応用できると思いました。

パソコン画面を、後ろから覗き見られているつもりで仕事をするのです。
上司なりメンターなり、身近な尊敬する人がいいです。

彼らはコーヒーを一口啜っては画面をしげしげと覗きこみます。
そして、「へぇ…そうやるんだ〜」などと言ってきます。

とても嫌な気持ちです。

しかし、仕事のクオリティは上がります。
仕事を丁寧に早く進めようとします。
「そもそも、こんなことに時間を割いていいんだっけ?」が脳裏を走り続けます。
尊敬する彼らの前で、恥ずかしい仕事ぶりは避けたいですから。

ただ想像するだけで成果が上がる「後ろ見仕事術」

これを「後ろ見仕事術」とでも呼びましょう。

この良いところは、ただ見られている想像をするだけでいいことです。

仕事で気をつけることは多岐にわたります。例えば以下のように。
・大局観を持ち戦略的に物事を進めよう
・即レス即対応でやろう
・読み手の気持ちになって書こう
・言動がチームに与える影響を考えよう
・ダブルチェックしてミスなく
・プロとしてのクオリティを妥協しない

こんなに数が多いと、逐一意識することは難しいし、つい忘れることもあるでしょう。

これが「後ろ見仕事術」だと、①目指す理想の仕事像を想起、②差分を客観的にチェック、③強制実行、このあたり脳内で勝手に処理されます。

ただ後ろ見されてるよう想像をするだけ起動する脳内アプリケーションのようなものです。数分おきにアプリが走るよう訓練・セットしておけば仕事のクオリティも上がると思いました。

(こんなイメージです)

画像引用:HUNTER×HUNTER 16巻

終わり。

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