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noteに上げていた写真を、Yoshihisa Ishikawaさんがイラストを重ねて作品にしてくださいました。
なんだかすごくうれしいです。
https://note.mu/yuragi_gallery/n/n2a359368b118
滋賀一周ラウンドトレイルができるまで〜大会前夜
大会に必要な準備は、もちろんコース整備だけではない。準備は、NPO法人が母体となった実行委員会で、分担をして進めていった。
滋賀県や各市町村、警察署、消防署、関係団体との調整を、代表の成田さんと、弟で滋賀県の議員をされている成田政隆さんが進めていった。大会期間中のボランティア組織は和地さんがまとめ役となり、ボランティアの募集から期間中の割り当て、必要な書類の準備などを進めてくれた。宿泊や食事は丹
滋賀一周ラウンドトレイルができるまで〜滋賀一周トレイル開通へ
余呉トレイル西部開拓整備はまだまだ続く。
続いては、余呉トレイルである。自分で一周したときは、断続的なヤブが現れて閉口した区間である。奥伊吹の猛烈なヤブに比べたらマシだとは言え、レース中にあんなヤブが出てきたら辛いだろう、という状態ではあった。せめて、腕でかき分けないと進めないようなヤブは無くしておきたい。
自分が来た時は、行市山の北側の笹ヤブが激しすぎて、気持ちが萎えてしまい、そのまま下に降
滋賀一周ラウンドトレイルができるまで〜冬場の整備
冬になると1000m級の山々には雪が積もって、さすがに整備はできない。しかし、南部の低い山には雪は積もらず、冬でも入ることができる。
秋に整備作業が一段落し、冬はしばらく休めるかなと思っていたが、よく考えると奥伊吹エリア以外は全く手がついておらず、5月の開催を考えると休んでいる場合ではなかった。
幸い、コース管理チームの面々も整備技術が上がっており、コアメンバーの畝本さん、松田さん、山元さん、
滋賀一周ラウンドトレイルができるまで〜奥伊吹トレイルの整備・後編
奥伊吹の方々との出会い整備の途中、奥伊吹スキー場でリフトの整備作業をされていた方にご挨拶をすると、僕たちの活動にとても興味を持ってくださった。前川さんと草川さんという方で、お話してみると、なんと前川さんは高島トレイルを作られた方だったことが分かった。トレイル整備の大先輩である。
前川さんは現在、奥伊吹観光でお仕事をされているが、その前は高島市におられ、その時に高島トレイルを整備されたということだ
滋賀一周ラウンドトレイルができるまで〜奥伊吹トレイルの整備・前編
実行委員メンバーとの出会いコースを下見しながら、並行して、成田さんが中心となってNPO法人の設立を進めた。一周レースを開催するだけでなく、地域に根ざし、環境を守り、沢山の人に愛されるトレイルを維持していくためにNPO法人を設立することにしたのだ。
法人登記申請を行いながら、活動に協力してくれる人を集めるためにイベントを開催した。滋賀県を一周するトレイルを整備し、そこを舞台とした大会を開催する。そ
滋賀一周ラウンドトレイルができるまで〜大会の準備
それからは、定期的に集まって、大会に向けての準備が始まった。最初にミーティングをしたのは2017年の年末だった。そこから1年半後、2019年の5月あたりに、まずはプレ大会の開催を目指そう、ということにした。
当初から、これは1週間くらいのステージレースが良いだろう、ということを話していた。ステージレースとは、毎日スタートとゴールがあって、ゴール後は全員が同じ場所で眠り、翌朝またスタートし、合計タ
滋賀一周ラウンドトレイルができるまで〜プロローグ
滋賀県を囲む山々を、全部つなげて走ったら面白いんじゃないか、と思いついたのは、確か2015年くらいだった。
トレイルランでいろいろな山を巡るうちに、走ったことがあるルートがつながっていく。自宅に近い大文字から比叡山、比良山、朽木の山々・・。そのままつなげていけば、琵琶湖の反対側で、実家に近い鈴鹿山脈につながって、そのままぐるっと回って戻ってこれるんじゃないの。そうしたら、日本でも屈指の名コースに
noteに上げていた写真を、Yoshihisa Ishikawaさんがイラストを重ねて作品にしてくださいました。
なんだかすごくうれしいです。
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