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反応しない力|理想の未来

ヨガをしていると、

反応しない練習ができます。


反応しないでいられると、とっても気楽です。

子どもが大声で泣き叫んで片付けはやりたくないと抵抗しても、

どうしたらやってくれるのかな?

と考える余裕ができ、
一緒になって、泣き叫ぶ子どもに同調して大声を上げなくてよくなります。


子どもがお友達とうまく遊べなくても、

この子は、この環境で何をしたいのかな?

と冷静に観察することができます。
子どもの行動に、自分の感情を掻き回されなくていいのです。



子育てのパートナーが、あなたをイラつかす態度をしても、

今日は何か嫌なことがあったのかな?

と、一歩下がって眺めることができます。
相手につられて一緒にイラつかなくていいのです。



キッズヨガといって(ご存知かと思いますが)、子どもを対象にするヨガがありますが、そこでも反応しない練習として、おもしろいゲームがあります。
これは数人でやるのが理想。

ツリーポーズ(木のポーズ)をする人
それを邪魔する役の人

の二種類に分かれてもらいます。


ツリーポーズ(木のポーズ)をするグループ:
どこか一点を見つめる、そこから目を逸らさない
両足をしっかり床につける
どちらか片足を軸足に近づけ、ツリーポーズ(木のポーズ)をする

邪魔をする役の人:
ツリーポーズに集中している人たちを邪魔する
相手の体には触れない

お猿の真似をしてウキウキキと歩き回ったり、あっかんべーをしたり(今の子どももやっているのかな・・笑)、とにかく笑わしたり、気が散ることをする。


ツリーポーズ(木のポーズ)のグループが、どこまで邪魔する役の人の誘惑に反応せずにヨガの形に集中していられるかを試すゲームです。



幼稚園や学校などの集団生活が始まると、全体のルールに従う必要性が出てきます。同時に、いろいろと誘惑も増えるわけで。

反応しない練習
=惑わされない練習 
=どんな環境でも、やるべきことをきちんと出来るようになる

これは一つの例えですが、そうやって子どもにもヨガの恩恵があるという訳で、学校の場でもキッズヨガを取り入れる先生が増え続けています。

周りからの誘惑もさることながら、自分の中から湧き出る誘惑もあります。

例えば、子どもが最後まで片付けられない、なぜならー

もう疲れた・・・
もうめんどくさい・・・
もう諦めちゃおうよ・・・

そんな内側からの誘惑があるのだと思います。

反応しない練習は、そんな内側からの声にも効果があります。


これは、大人も同じ。

子どもに振り回されず、その日にやり終えておきたかった仕事を完了させる。
本を読みたかったところまで読み切る。


など、自分の To Do リストを完了させるためにも、反応しない練習は使えます。


目的やゴールに集中し、地面と繋がって、どんな邪魔にも反応せず前進する。


その先には、自分の理想とする未来が待っているはず⭐︎


ここまでお読みいただきありがとうございました。




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