見出し画像

こんにちは、じぇいかわさきです。梅雨が明けて夏本番ですね。

6時過ぎでもかなり暑い、ちょっと坂道を上っていくだけで汗ダラダラの状態です。今からはカメラが汗で汚れないようにしないとね。


サイレント・アースを読んでから、特に気になるようになったのですが、本当に昆虫が少なくなった。

今までは草むらを歩けば、大小のバッタがぴょんぴょん跳ねて逃げていったのですが、今は飛び跳ねるバッタさえ希になってしまった。

この状況がこれからずっと続くとなると、マジまずいですよね。

そお言いながら足下から跳ねたのは、ショウリョウバッタでした。

ショウリョウバッタ OM-1 + ED60mm


続けて跳ねたのは、この場所では初めて見るショウリョウバッタモドキの幼生でした。

ショウリョウバッタモドキ OM-1 + ED60mm

個人的にはこのショウリョウバッタモドキって、バッタの中では一番好きなんですよね。

そして、春以来久しぶりにみたベニシジミ。ベニシジミとヤマトシジミが最近はあまり見られないのです。これこそ、非常に問題な事では無いでしょうか。

ベニシジミ OM-1 + ED60mm

これら2種類の蝶は、どこでも沢山見かける蝶で、これが見られなくなったりしたら、環境破壊がかなり深刻な状況になっているってことでは無いかな。

そして、このマメコガネも同じ。アメリカではジャパニーズ・ビートルを呼ばれ、作物を食い荒らす大害虫なんですよ。しかし、このマメコガネも今までは何処にでもいたんですが、今年はあまり見なくなったんです。

マメコガネ OM-1 + ED60mm

こう言う何処でも見られた、いわゆる雑魚と呼ばれるような虫が見つからなくなってきている。温暖化だけでなく、それ以外の要因も絶対あると思うんです。多分、農薬関連も影響しているんだろうな。


何時もの樹液バーには、今朝は珍しくタテハチョウの仲間が2種類来ておりました。

サトキマダラヒカゲ OM-1 + ED60mm

サトキマダラヒカゲとヒカゲチョウ。どちらも樹液に誘われてやって来てるんですね。

ヒカゲチョウ OM-1 + ED60mm

蝶の観察をしていると、アオカナブンが飛んできました。グリーンメタリックのボディは独特の輝きを持っています。

アオカナブン OM-1 + ED60mm

回りにいる普通のカナブンと比較すると、色の違いが一目で分かります。こんなにも色が違うんですね。


さて最後は、木の根元で見つけました。既に夜が明けてしまっているのですが、まだゆっくりと羽化しているようです。

ニイニイゼミ OM-1 + ED60mm

大きさから行くと、多分ニイニイゼミの羽化ではないかと思います。日が高くなってきてしまっているので、このまま羽化不全で亡くなってしまうかもしれませんね。


暑くなってきたので、たまにしか写真を撮りにいけないですが、里山を含めて身の回りの変化について伝えていけたら良いですね。


じぇいかわさきです。生産技術者として35年、今まで培った経験とスキルを元に、ものづくりに関わる世の出来事に対して思ったことをホンネで書いてます。ノウハウやアイデアもありますよ。 また写真も全力で撮っています、気に入った写真があればサポートや感想をぜひお寄せください。