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珈琲のあれこれ

UCCミルクコーヒー

1969年に誕生し、長い間愛され続けてきたミルクコーヒー
UCC ミルクコーヒーが今日まで続くロングセラーとなったきっかけは、1970年に開催された大阪万国博覧会。会場でUCC ミルクコーヒーを飲んだ人から好評価を得て、その後注文が殺到!一躍有名になった。

コンビニコーヒー

「1980年代からセブン-イレブンが幾度となく導入しては撤退を続け、2004年に台湾のセブン-イレブンが導入し、2010年代からその他のコンビニエンスストア大手各社が導入して普及した。」

「コンビニコーヒーが広がった2013年、日本国内のコーヒー消費量は6年ぶりに過去最高となり、2014年には2013年を上回る消費量を記録する。」

自販機の缶コーヒー

「2019年ごろから、冬時期の自販機売上の低迷が如実に表れてきた。自販機は、コールドオンリーから始まっている。そしてポッカがサンデン自販機を使って初めてホット製品を出した。手軽にホットの飲料が飲めるというのは当時としては画期的なものだった。さて、この冬でも売れる自販機を根本を支えたのは何だったのだろうか?缶コーヒーだ。缶コーヒーと言えば、「UCC」「ダイドー」「ポッカ」というメーカーが主流でこのカテゴリーでは勝ち組だったは過去の話。今では「ボス」「ジョージア」「ワンダ」など大手メーカーが売り上げの上位を占める。
 そして、冬の自販機を支えてきた缶コーヒーが売れなくなってきている。コンビニのカウンターコーヒー(コンビニコーヒー)の影響だ。しかしいまだに、自販機は缶コーヒーの頼っているのが現状で、特に冬については、ほとんどの売上が缶コーヒーを占める。つまり冬の自販機は缶コーヒーというシュリンクしているカテゴリーにいまだに頼ってしまっているのである。売り上げの低迷も当たり前だ。」

余談

「セブン-イレブン・ジャパンがコーヒーの次に狙いを定めたのは“ドーナツ”だった。昨年コンビニで巻き起こった、入れたてコーヒー旋風。セブンでは現在、1日1店あたり120杯売れる看板商品になっており、2014年度は計6億杯を超す勢いである。このコーヒーと同時購入が期待できるドーナツを投入し、さらなる成長を目指す。」

「最も戦々恐々としているのは専門店であろう。ダスキンが運営するミスタードーナツは、「ドーナツに触れる機会が広がれば、結果としてうちにもプラスになるはず」(同社)と余裕を見せる。」

「当初はコンビニの圧倒的な店舗数によるネットワークにより大打撃を受けることが予想されたミスドだが、コンビニ各社のドーナツ事業への参入による影響はそこまで大きくはなかった。

ミスドはコンビニが参入する前年より業績が低下、運営元の株式会社ダスキンによればコンビニが参入した年の売上の低下度合いは概ね想定内だった。

そもそもコンビニはついで買いでドーナツを買われることが多いが、ミスドはドーナツを目的に来店する方が多いことから、購入者の動機や目的が異なるため過酷な市場の食い合いにまでは発展していない。

ミスドというドーナツ市場の王者がその座を譲らなかったという形で、コンビニとミスドのドーナツ市場での競争に幕を下ろした。」


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