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排気量

「それ何㏄?」
「250㏄っす。」
「へ~。それで250㏄なんだ。大型はいいぞ~。」
「・・・そうですね~。」

私はこの様なシチュエーションに出くわしたことはありませんが、巷では若いライダーに年配のベテランライダーがこんな風に声をかけることがあるらしいです。
俗に言う「排気量マウント」ってやつですかね。

若いライダーからしたら「こっちは好きで乗ってんだよ。余計なお世話だよ。」と思っているかも。
ベテランライダーは純粋に大型バイクの楽しさを伝えようとしているのかもしれません。
バイクに乗らない人や詳しくない人が、「兄ちゃんそのバイク何㏄なの?」と聞くのとは、受け止め方が変わってくると思います。

私はバイクやクルマが好きですが。
「速い・上手いが偉い」とは全く思いません。
趣味ですから、基本的には好きなバイクを好きなようカスタムしたり、乗ったりしたら良いと思います。
前述の様なベテランライダーの一部には、デカいが偉い、高いが偉いみたいな価値観を持っている人がいるのかもしれません。

人が何で楽しんでいるかは問題では無く、自分が楽しめていればソレを人に押し付ける必要はありません。
もちろん純粋に自分の楽しみ方を人に伝えることは悪いことではないと思いますが、伝え方を間違えると色々誤解を生みそうです。



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