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Infini-T Force(インフィニティ フォース)」をより楽しむために知っておきたいこと。コミック版との違い。主人公の違い。

 古い言い方をすれば、言わば「敵幹部」のような存在のラジャ・カーンが異形の姿もそのままに「早朝主人公宅を礼儀正しく訪問する」という衝撃の展開からはや三週間、皆様いかがお過ごしでしょうか?前述のとおり、Infini-T Force(インフィニティ フォース)」はアニメ版と月刊ヒーローズにて連載中のコミック版とは基本的な部分は同じですが、細部の設定や話の流れが異なります。

前述した記事がこちら

界堂 笑(かいどう えみ)女性、17歳、高校生。

Infini-T Force公式サイト
http://www.infini-tforce.com/chara/index.html

 アニメ版の笑は、「巻き込まれ型主人公」と言える。異世界からやってきたガッチャマン鷲尾健、たまたま居合わせた破裏拳ポリマー鎧武士、そこに現れたテッカマン南城二たちとケースを狙う者との戦いに巻き込まれていく。父親が黙って出て行ったことで捨てられたように感じ、世界の全てを冷めた目で見るようになる。持ち主の願いを叶えるという「ケース」を手にしたのも偶然に見え「願いなんかない」と積極的に使おうとはしない。

 コミック版の笑は父親と離れて暮らしているものの連絡は取り合っている様子で、そのためかアニメ版よりも明るく前向きに描かれる。描いた対象を具現化するアイテム「ポシビリティ・ペンシル」は、差出人不明の宅急便を装って送られてくる。コンビニ強盗に巻き込まれた際に「みんなを護り助けるヒーロー」を願ったことによりペンは4人のヒーローを描き、その中のひとりガッチャマンが現れる。ペンの力を、事態を打開するために積極的に使っていく。

 アニメ版は毎回アクション(戦闘)シーンを見せ場としている。敵はケース(と笑)を狙い、ヒーローたちは笑(とケース)を守る為に戦う。コミック版では「あのお方」の存在は匂わせられるものの敵の全貌は明らかにならず、ヒーロー側が敵の陰謀を探り、そして阻止する流れになっている。これは週ベースで展開も早いアニメと、月刊ペースでじっくり描けるコミックの良さを生かすために考えられた見せ方、展開の仕方だということなのでしょう。

 というわけで(どういうわけで?)このジャスティ……じゃなかったタツノコレジェンズ、面白いので是非みなさん見てください!

1~6話一挙再放送!そのあとすぐに第7話!

なんと劇場版の情報も!


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