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ホテルサービス その125 - 美的センスの身嗜み -

人前ではかしこまる。
相手に敬意を表す態度であり人の質もわかる。

メラビアンの法則では見た目だけで第一印象の可否は55%決まるとされている。

これは自分が思うよりも他人の判断はシビアであり整った身嗜みの重要性は世界共通って訳。

身嗜みの良さで人は他人を判断する。
だからホテルマンの身嗜みは重要な訳だ。

特にレストランは衛生的にシビアな場所。
調理人は基よりスタッフの身嗜みでお店の格式も変わるのはご存知のとおり。

料理は心で作り
接客は心を届け
顧客の心を満たす役目がホテル料飲である。

だから
心が乱れている時はコンプレインが起きる。
そして心を乱す要因は身だしなみにある!

身嗜みが整っていない店はその心が料理に載って届けられため。

例え美味くても感動は起きません。

『自利のお洒落』vs『利他の身嗜み』

自利身内の理解者だけ!と考えたマニアックな店はそれはそれで良いのだが利他は産まない。

お店を構え営業を続けるには他者の理解がないと上手くいく商いはなりません。

店側として「お客に好まれようとする」動機は必然的に産まれるものです。

それを踏まえ良いお店の美味しい料理とは!

調理人と接客者のどちらも整った身嗜みが衛生的で爽やかさを演出する。

衛生的と美味しさは身嗜みに比例する。

心理的にも人は相手の服装に清潔さを見て人柄まで良いかどうかを決めています。

一度すり込まれた印象は拭い難く見かけで判断されてしまい損をすることに。

レストランには衛生で上品さがあることで客は時間や空間を存分に楽しむ事が出来る。

そこを大切に高付加価値化しているレストランは記憶に残り繁栄している。

身嗜みについて美しさを保つ努力は「人の人たる所以」ではないでしょうか。

次回はバメビミ?について…
書いて参ります✍️

HOTEL DIRECTOR

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