病院の待合室

昨日は定期検診で大きな病院へ
半年に一回の定期検診
大きいな病院ならでは
軽い症状の方はいない…はず

私の後に背中合わせで
ご年配のご夫婦が座ってました
どうやらMIRが必要な様子
係の方に何やら我儘を、嫌でも聞こえる距離

時間が無いから今日中に全て終わらせたい
休みが取れないから何度も来れないと
ならばほっとけば良い病院に来なければ良い
自分の身体なんだから自分で判断すれば良い事

係の女性が一生懸命に時間の調整をしている
奥様はお腹が空いたと言い始め
こちらは年1回の検診日でドキドキしている最中
正直、毎回こうゆ方が居る
身勝手で自己中心な方が
だから・・・○害という言葉あるんだな
妙に納得する私

そんなこんなで私の順番が回ってきた
先生はとても話しやすい先生で冗談が出る
元気で何よりと言われた
それは駄目、ここは病院だから
先生は笑っていた
そう結果は良好で安堵した

帰り間際に先生に先程の件を話すと
先生曰く結構な件数で多いらしい
そんな人に限って大病だと大騒ぎするらしい
医者も大変なんだよって言ってた
かわいそうに頑張ってねと励ましておいた
主治医とはそんなラフな話が出来る有り難さ

診察室を出たら先程のご夫婦が見えた
2人共にいまだにゴネている様子
嫌なら近くの病院へ行けばいい

回想

そういえば一年前、手術・入院の際
フロアーの談話室でこんな事があった
私は毎朝の日課でそこがWi-Fiの電波が入りやすく
iPadで作業をしていた
朝の10分のルーティン
毎回、同じ男性と顔を合わす
その方は今時にしては珍しいノートにペンを持って
折りたたみの携帯電話で話をしていた

ある日の事、電話をかけながら何やらお怒りの様子
相手が出ないようだ、怒っている
1人で怒っているとても煩い
私は急いで作業を終わらせて自分のベッドへ戻ろうと
そんな時に看護師さんが注意をしに来た
どうやら彼は会社を経営して息子に毎日、指示の電話を
入れてた様子、耳に入ってくる。聞き耳を立てた訳ではない
息子さんから病院へ電話が入ったそうだ
婦長さんは声の通りが良い、とても鮮明に聞こえる
要は治療に専念して欲しいらしい(当然の事)

彼の言い分

俺が居ないと会社は回らない
そんな事はない、人の代わりはいくらでもいる
働き人の代わりなんていくらで居る
これは私が病気になって痛感した事
但し、自分の代わりはどこにも居ない
だったら早く治療して治しましょう
医療関係者も暇ではない、素直に従って元気に退院しましょう

待合室のご夫婦を見ていて思い出した
それぞれ都合はあるとは思うが人生の数日を
休んでもどうにかなるものだ

私自身はこの1年間は仕事をしない
専業主婦をして過ごすと決めていた
私はサボっている訳ではない
充電してるんです、今の私にとても必要な充電

心の充電
身体の充電
電池切れでは何をしても中途半端
私は充電中です🤗


書くことが楽しくって読んでいただけて更に嬉しぃ