サギの南名古屋キリスト教会での祈り。ユダヤ人のねたみについて。
南名古屋キリスト教会の高平先生は、2024年春レベチャでの御顔の祈り会でのサギのお話を聞いて、「いつか、うちの教会にも来てください。」と温かい言葉をかけてくださいました。それで今回、サギが礼拝でお話させていただく機会のお願いにご快諾くださり感謝しています。
サギは、レベチャ以外の教会の訪問は初めてで、とても楽しみにしていました。
訪問前にサギとお祈りしました。
「私達が教会で皆様の前に立つことができるのは、ただ、主の哀れみが注がれているからです。選びの民であっても、どんな知識も、もし自分を誇ったのであれば、主は喜ばれません。サギの心に聖霊が心に住まい、その聖霊が私達の口を通して、あなたが語りたい言葉をお語りください。」と。振り返れば、その小さな祈を主は答えてくださいました。
力強く喜びと霊に満ちた賛美リードに導かれて賛美した後、サギは、礼拝の中で、一生懸命、自己紹介とローマ書11章からの気付きと、JJHOPから受けた恵みをお話しました。
彼は、前回来日してから、ユダヤ人として聖書のお話することは自分のコーリングだと受け取っています。たどたどしい日本語で作文を読みながら、でも堂々とお話しする姿に、我が子の将来を祈る母の気持ちでした。
メッセージの後、会衆の皆様の前で、サギがお祈りをしました。
「神様、私は、今日、神様が私を導いたことを感謝します。この教会の皆さんが、どのように祈り、賛美をするのかを見ました。彼らが神様を愛するように、私も神様を愛することができるようにしてください。そして、ここにいる方たちは、神様を愛しています。だから、どうぞ神様がその愛に答えて、彼らを祝福してください。」
クリスチャンの礼拝の目撃者であるサギの祈りを通して、このパウロの言葉は、小さな日常の礼拝の連続によって、成就していくことに気が付かされました。
そして、主は、私達の礼拝を見ておられる、と感じました。
パウロの夢が、2千年の時を超えて、今、この瞬間、この教会でなされていることへの感動に、通訳している自分の声が震えそうになりました。
また、一人の人が神殿を測っていくという箇所について、澤口先生が、礼拝を主が測られる、と説明してくださったことが腑に落ちました。
ハダリも言っていましたが、ユダヤ人にとって日本のキリスト教会がどのようなところか、祈る姿も、賛美も、来日するまでまったく想像できません。
ですから、私達が礼拝する姿は、彼らにとって、とても新鮮です。
初代教会でイエス様を信じた者達の礼拝は、救いの喜びが高らかとかかげられ、感謝をもって賛美する光景がどれほど麗しく力に満ちたものであるかを思わされました。
そこに、重厚なユダヤ教の礼拝の現実をパウロは比較しているかもしれません。
その光景によって、当時ユダヤ人が妬みが起こり、イエス様に信仰を持っていった人も起こされたことでしょう。
いつの間にか、キリスト教は奉仕活動や教会建設が中心になり、礼拝は形骸化してしまいました。
しかし、今の時代、霊とまことの礼拝がイスラエルにいのちと力を与えていくことに、私達は、気がつく時、まさに終わりの時がやってきました。
今までのユダヤ人の学生たちが、日本の教会で受け取っていたものは、不信感を抱いていた相手であるキリスト者の無条件の愛でした。
しかし、今、サギが教会訪問で受け取ったものは、見えなくなってしまった自分の目を開かせてくれる真の礼拝者、キリスト者の姿でした。
その後、高平先生は、「この一人の青年が来るのを歓迎するのは、私達が預言の成就を見て、神様の計画が進んでいることを確認することができるからです。
それで、益々御言葉への信頼が高められます。そして、これから私達の賛美と礼拝をもっと高めて、更に神様の計画を前進させていくものにならなければならないと気が付かされるのです。
ユダヤ人から世界に福音がもっと届けられなければいけません。
そのために、イスラエルのためにもっと祈ましょう。」
とお話を閉じてくださいました。
高平先生のお話から、サギや他のユダヤ人達にも、イエス様を信じた上で聖書を語ることなしに、真の救いを世界にもたらすことができないと、自分の召しについて心新たにさせられました。
明日から、私は、サギと、20歳のハダリと私の3人で、桧原シャローム、新宿シャローム、21世紀キリスト教会、御顔の祈り会へとミッションツアーに出かけます。
このツアーが彼らにとって、心の覆いが取り除かれるものになりますように。
また、ユダヤ人の礼拝の参加によって、各教会の礼拝も、高められていきますように、どうぞお祈りください。
いつもイスラエルへのお祈り、JJHOPへのご支援を本当にありがとうございます。
各教会で、皆様とお会いできることを、心から楽しみにしています。どうぞよろしくお願いします。
石原和恵
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