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初めの雨、終わりの雨

エレミア. 5:24  彼らは心の中でも、こう言わなかった。『さあ、私たちの神、【主】を恐れよう。主は大雨を、先の雨と後の雨を、季節にしたがって与え、刈り入れのために定められた数週を私たちのために守ってくださる』と。
ヨエル 2:23  シオンの子らよ。あなたがたの神、【主】にあって、楽しみ喜べ。主は、あなたがたを義とするために、初めの雨を賜り、大雨を降らせ、前のように、初めの雨と後の雨とを降らせてくださるからだ。

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アビガエルとモルが、イスラエルの季節、雨、農業、祭りの関係を話してくださいました。表は彼らの意見を整理したものです。

中でも、終わりの雨について、話が盛り上がりました。

מלקשה(マルコッシュ)というヘブライ語を語根は、表に書いたように、לקש(ラカッシュ)で集めるという意味です。この雨が降る頃には大麦小麦の収穫も終わるので、早く収穫し終わりなさいと教える雨だそうです。大体5月くらいに終わりの雨が降るそうです。

これは、タルムードの中で、あるラビが説明した内容を教えてくださいました。そのラビは言葉の切れ目を変えてこのような解説をしたそうです。

מ(マ)= 〜から
ל(ル)= 〜へ
קשה(コッシュ(カシェ)) =固い、難しい

これに、(לא = 〜ではない) という意味を加えて、マルコッシュは

「この雨によって、うなじの固いユダヤ人が、うなじが固くないユダヤ人へ変えられる。」

だそうです。ラビも自分でわかってるんかい!と、自虐的ギャグかという感じですが、まさに聖霊の雨がユダヤ人の心を柔らかくするわけです。これは、ラビがすごい新約的な真理の悟りを得ている思い、タルムードも捨てたもんじゃないと感激でした。笑


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祭りは、季節の変わり目を示します。

ちなみに、表の内側は西暦の月、外側はユダヤ暦の月です。ユダヤ暦は太陰暦(月の満ち欠け数える)ですので、3年に一度13ヶ月の月があります。

出エジプト 34:22 小麦の刈り入れの初穂のために七週の祭りを、年の変わり目に収穫祭を、行わなければならない。

また、祭りには、歴史的名称と、農業的名称の2種類があるという話になりました。

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イスラエルの祭りは、収穫と重なっています。それに積み重なるように、歴史的な聖書の中の出来事があります。今まで気が付かなかったのですが、聖書には確かに両方の名前が書いてありました。今回は、季節、農業、祭りを聖書と照らし合わせて整理する機会になりました。

By うめちゃん&和恵


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