今なら「インフルエンサ―」だったかもしれない~「芸術家気質」の母
母の刺繍作品をインスタに載せる時、キャプションを書くために、母に「いつ頃作ったの?」とか、「どこで展示したの?」とかを私は、尋ねる。
この時「どんなきっかけで、作ったの?」という質問に対して「なんとなく、作ってみよかなぁ~と思って作った」という返事が返ってくる場合がある。
母は、「専業主婦」だったけれど、その「刺繍創作活動」は、自己満足の「趣味」では無かった。
雄鶏社が出版する「刺繍書籍」のためだったり、定期的な「展示販売会」のためだったり、母の作品作りには「締め切り」が