「イギリスの狩りの風景」~「パトロン父の底力」と「母の刺繍」の関係を知る
実家を片付けていた時、この作品「イギリスの狩りの風景」を見つけた。家で、飾られた事がない母の刺繍作品だ。
「こんな額を刺したのね~!」と私は母に、ちょっと「すごいじゃない!」という気持ちを込めて言った。すると、何故か母は、期待外れの反応だった。母は、この作品を気に入っていない。
創作された作品をどう評価するかは、作った本人とそれを鑑賞する側で、必ずしも同じとは言えない。母の中で、「作らされた」という思いが強い作品なのだそうだ。だから、私からすると「素敵じゃない!」と思うこ